人が人と会話をする時に言葉の内容だけでコミュニケーションを交わしていると思っているかもしれませんが、それは大きな間違いとなります。
言うだけ言うのではなく人は人と会話をする時、表情や仕草、服装などの視覚的情報を含めたイメージ・印象も付加され相手の言葉を認識しています。
なので「あの人と自分は同じ話しをしているのにどうしてこうも違うのか?」と言う現象が生まれてきます、そんな場合表情やリアクションに差があると言う事に気付いてみて下さい。
ノンバーバルコミュニケーション
この非言語のコミュニケーションをノンバーバルコミュニケーションと言います。
言語コミュニケーションが左脳に働きかけるのに対し、ノンバーバルコミュニケーションは右脳に働きかけます。右脳に働きかけられるという事は潜在意識に働きかけられると言う事なんですね。
通常の言語でのやり取り以上に深層意識に残りやすいわけです。
実際、数字を暗記するより、人の顔のイメージのほうが覚えやすいのはこの為ですね。いつも笑顔が絶えない明るい人と言う人に好意をもたれやすく印象に残ります。
潜在意識は左脳の顕在意識の5000倍の効力があると言われているので、その効果は絶大なものとなります。
表情やリアクション、衣服の3つを気にするようにするとノンバーバルコミュニケーションにおいて大きな効果を発揮できます。
コミュ障の方は難しいかもしれませんがそもそもその思考法則は営業マンに向いていない考え方なので転換するようにしましょう。
表情はなるべく豊に、リアクションは大きくとり衣服は小奇麗にしてみましょう。
クライアント(お客様)の対応が大きく変わる事は間違いないでしょう。
営業能力が高くないのに契約をバンバン取ってくる人はこのノンバーバルコミュニケーション力に長けていると言う事ですね、勿論手法や戦略は持っておいたほうがいいのですが、その前にこのノンバーバルコミュニケーション能力を伸ばすほうが必然と上手く行くでしょう。
具体的なデータ
交渉を行う際のキーポイントのひとつに、いかにして具体性を示すかという事があります。
多くに参考使用の中にこれを行うと何%アップします。とかたった5分で出来るなど、データの中に数字が入ったのを見たことはありませんか?
この数字の効果は、沢山の人や多くの場合。。。と言うような具体的で信用に繋がる説明が可能となります。
コレステロール0%!と言うと良い感じに聞こえますよね、営業妨害する気はありませんがこの場合カロリーはしっかりと入っています。
表記のルールなどでも工夫がされても良いように見えます。無糖・ノンシュガーと言う商品もありますがこれは食品100gもしくは飲料100ml当たりの糖質成分が0.5g未満だとノンシュガーと言えるようになるんですね。
勿論、沢山入っているのに表記が間違っていれば詐欺になりますので事実性が必要ですけど、数字の見せ方にも色々な工夫が施されています。
あるアメリカの心理学者がこの数字の効果の実験を行っているそうです。「非行少年の多くは大人になると犯罪者になる」と言う文何ある「多くは」と言う部分を「80%は・10人中8人」と言い方に置き換えた分を300人の学生に読んでもらいどちらが説得力があるのかを聞いたそうです。
すると、数字を入れた文の方が説得力があると学生は答えたそうです。
さらにその説得効果は1週間後にも残っていたとの事。これは数字による説得力に持続性がある事を示していると言えますね。
輝優伸でした☆