両親が共働きでした。

 

小さい頃

妹が、おたふく風邪が原因で

長く入院し

母がかかりきりになり

私は、ずっと祖父母と

一緒にいました。

 

2世帯でしたが、

両親のどちらかが

帰ってきたら

『早く、向こうに帰らないとダメよ。』と

言われていて

戻ると両親には、

『迷惑をかけてはいけないよ。』と

言われていて

 

ずっと一緒には、いられないんだなって

私は、迷惑をかけているのかな

なんて

子供心に、自分の居場所が分からず

いつも、『帰りたい』と

帰る場所を探していました。

 

妹が退院して

みんなが、体調を気にして

妹の周りにいつもいる姿や

 

妹が欲しいといったものは

譲らないと

私が、ダメで。

欲しかったけど言えなかったな。

 

ふと、そのシーンを思い出します。

 

40歳を超えてもなお

家族のドラマを見ても

どこか遠く違う世界のことのように

感じます。

 

だからか、いつも

人が離れていくことが

怖くて

離れていくものだと

思っている所があります。

 

しかし、

大人になって

いろんな人と出会って

いろんな情報に触れて

少し、こんな

私でも、誰かに必要と

されるのかもしれないな

なんて思えるようになりました。

 

今世では、これを

学びに来たのかもしれません。