人生初の自己導尿はあえなく失敗

結構凹むショボーン
このまま成功する気がしない

悔し紛れに下の売店へ歩いた。
抹茶プリンとヤクルトを購入して…帰る途中…

左へ曲がるところを間違えて右へ出てしまった。
病院の出入り口が大きく見えた。
キラキラした光がたくさん差し込んでいて、向こう側の世界が妙に明るく感じた。
何だか別世界のようだった。

入院してきた頃とは、もう別の体になってしまった自分。
涙が出そうになった

左へ引き返して…
外来の待合室の椅子に座り…
しばらくぼっーと過ごした。


「AI」の歌を心の中で歌った。


「雨の日もある 風の日もある
たまに晴れたらまるもうけ…」


「走っては休んで 休んでは 休んで
泣いて 笑って 飯食って
新しい自分になってゆく」

ひそかに歌って…
病室へ戻った。



看護師さんが1人、待っていた。

「導尿の時間ですね〜」

あっ、
その方、
私の中では最強のナースさんである

物腰柔らかく、優しい上にアドバイスが的確な人。
何日かぶりに会ってもこちらが前回訴えた症状について、完璧に覚えていてくれる。ひとりひとりの患者と向き合う姿勢がプロフェッショナルな人。

ラッキーだと思った
心を許せる方とトイレトレーニングへ


やっぱり笑い泣き
裏切らない。。。
いろんなアドバイスがポンポン出る。

「手鏡を髪ゴムを使って足に固定してる方もいますよウインク
「座ってやりにくければ、立ってしてみましょう」

前回の失敗をふまえ…

鏡を見ながら…

集中。

……


で き た!笑い泣き笑い泣き



看護師さんが叫んだ
「できたぁ〜爆笑

2人でわっ〜と喜んだおねがい

とにかく嬉しくて…

お礼を言ったら

「私は何もしてないですよおねがい」って。

やっぱり最強のナースだ爆笑


その後も3時間おきの導尿へ。

そして…
もっとも過酷な夜中の導尿へ…ガーン