2015年2月7日

病理検査結果が出た。
診察室に入るや否や
「あれ?1人?」
と聞かれた。
「主人は仕事なので…」
(大事な時に…
)
)「膀胱の腫瘍はやはり悪性で…」
2回目の告知

5%ほどのわずかな望みもむなしく…
覚悟はしていたものの…
まぎれもない事実を突きつけられると…
言葉を失い、しばらく医師の話をただただ聞いた



「少し進んでしまっているんだけれど…」
医師のその言葉で
もう私は死んでしまうのかな
と胸が苦しくなった

「癌は粘膜層までになんとかとどまっているんだけれど、筋肉層のギリギリ間際まできていて、かぎりなくT2に近い。厳密にはT1。
それと…
癌の顔つきが…
非常に悪い。
僕が医者になって、今まで見たことがないくらい悪い」

不思議と涙はこぼれなかった。
まるで自分のことではないように感じられ、感情が無の状態になっていた。
さらに医師の説明が続く。
「標準治療では、T1の場合、抗がん剤だけのことが多いんだけどね…
顔つきがすごく悪いので、、
膀胱を摘出したほうがいいと思う。
…
…
3月〜抗がん剤をやって6月に膀胱全摘の手術を…」
感情が無い分、冷静に答えた。
「抗がん剤の前に、先に手術は出来ませんか?」
(どうせ全摘なら、一刻も早く…と思った)
「患者さんは皆さん急いで手術をしたがるんだけどね、抗がん剤を先にやってから全摘したほうが成績が良いんだよね。」
生存率の成績?
その中にT1でグレード最悪の患者がどれくらいいたのだろうか。
また、膀胱癌の患者の平均年齢は今の私よりかなり上である。
癌のグレード、年齢、千差万別。
成績だけで、同じように扱われることに抵抗を感じた。
「少し考えさせてください」と言った。
医師も「こちらももう一度検討させてください。いろんな先生の意見聞いてみるからね」と言ってくれた。