読了くん「ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法」 | 毎日ノー残業の銀行員 人生目標達成の記録

毎日ノー残業の銀行員 人生目標達成の記録

毎日定時退社で家事育児に奮闘する某邦銀管理職のブログ。2020年中学受験に向けて長女サポートに絶賛課金中。その他海外出張やお勉強ネタ等。

ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法/ちきりん


評価:★★★☆☆
結論:前半は爆発的な面白さも、後半はかなり減速。でも人生肩の力を抜いて
   生きれば、確かにこんな楽しめる世の中はないよな~と気づかせてもらえる
   一冊。

著者のちきりんさんは、米国の大学院に留学し外資系企業で勤務も、ゆるく生きる
ことを選択し、仕事をやめてブログやtwitterでメッセージを発信し続けるという
ユニークな人。

個人的には試験まで読書は控えるつもりだったけど、処女作発刊をしり、即買いして
即読了。

刺さったところは、
●多くの人がやっていることが正しいわけではない。たとえば、世の中の大多数が
結婚しなかったら、あなたはそれでも結婚しますか?大多数が就職しなかったら
それでもあなたは働きますか?

●家庭・仕事・趣味を同時期に3つバランスよくこなすのは困難なので、80歳までの
人生計画表をつくり、自分の優先するものをカバーできるようにしよう。

●日本は本当にすばらしい国。食べ物は世界のグルメが揃って美味しく、平和で犯罪
も少ない。戦争もなければ格差もほかの国に比べれば小さい。宗教もなくて楽だし
これからは世界の中心がアジアになるのでそこにも近い。もっと楽観的に生きよう。

●人生はやらなくてはいけないからやること、やりたくてやること、ヒマだからやる
ことの3つがある。60歳過ぎて気力体力が落ちてからヒマだからやるのではなく、
やりたくてやることを早いうちからやってしまおう。

●人生の先輩の助言は、世の中の変化で状況が変わること(就職や転職、教育など)
は聞く必要がないが、人間の本質にかかわること(感情や心)は経験が生きるので
ぜひ聞くべし。逆に言えば、人生では人とのかかわりにおいて体験し、感じて成長
しなければ、後輩に残せる言葉はひとつもなくなる。

今後も彼女の発言は、各媒体でフォローしていこうと思います。