モラシタが観念して女に電話しようと

スマホを開くと、女からメッセージが

来ていた。

(過去の履歴は全部消されていた)

私と息子が悲しくて泣いていること

など、想像もつかない不倫女は

のーてんきに

「見納め!」

と送ってきた。

おそらく、明日が不倫脳全開のアホ

2人組が会社で会う年内最終日なのだろう。

時間も21時30分過ぎ、「いつも」の

約束した時間にLINEしてきたのだろう。


そして、モラシタは女に電話する。

「今、家族と一緒にいるんだけど、

家族をすごく悲しませてしまった。

○○○○さんとはお別れします。

○○○○さんにも迷惑かけました。

すみませんでした。」と言って電話を

切った。

そして女のアカウントを削除した。

後々、この女にいいたいこと

たくさんあった。電話変わればよかった、

そしてスピーカーフォンにしなかったことを

後悔している。

女がどんな声で、モラシタが言ったことに

対してどう反応したか聞きたかった。

この日、不倫が確定して気が動転して

しまい、別れさせることで頭がいっぱいに

なってしまった。


既婚者、子供が受験生と知っててよく不倫できますね。

お前のせいで、子供も

私も大変傷つき、地獄に

落とされました。

新しい彼氏が出来たら

この不倫のこと忘れるんでしょうね。

けど、私達家族は一生忘れない。一生お前を恨むし、同じ目にあえばいいとさえ思う。

一つの家族を壊したこと、一生忘れるなよ。


と今更ながら、この不倫女に言いたかった。


女の電話を切った後、私と息子の

尋問が始まった。


つづく