当日は大勢のお客さんがやってきて、
私が高松に着いた時点で乗艦まで1時間待ち、
帰りには1時間半待ちになっていました。
それだけ南極観測に対する関心が高いのでしょうね。
建造当時は世界屈指の砕氷船といわれた「しらせ」ですが、
まもなく耐用年数の25年を迎え、
2007年度末の退役が決まっています。
後継船の建造は、いったん財務省に蹴られてしまい、
遅れて2009年度の就役が予定されています。
それでも2008年が空白になってしまうのですが、
代替輸送手段を用いて、観測を継続します。
参考:南極観測事業の概要(文部科学省)
※2008年度の観測隊はオーストラリアの砕氷船
「オーロラ・オーストリクス」を傭船することが決まりました。
※2007年現在、後継船はユニバーサル造船舞鶴事業所で建造中。
2007年11月13日に後継船の名称を
「しらせ」とすることが発表されました。
自衛艦で同一艦名を続けて襲名するのは異例のことだそうです。