スピリチュアル・ワーカーの中には、一見スピリチュアルとは無関係に思える仕事に就いている人たちがいて、「奇跡のリンゴ」で知られる、木村秋則さんもその一人だと思っています。
 

ご存じの方も多いかと思いますが、木村さんは、20年以上も前に、絶対不可能だと言われた農薬も化学肥料も使わないリンゴ栽培に成功された方で、日本国内や海外で自然栽培を教えたり、講演会を行ったりされています。

書店の棚から落ちてきて不本意に買った「自然農法」の本や、死を覚悟して向かった山中で発見した土壌の話を聞く限り、スピリチュアルな役目があり、自然栽培の知識や技術を教えることで、宇宙からのメッセージを伝えられているのだと思います。
 

木村さんは、リンゴの木に作業の説明をしたり、「自分がバクテリアだったら」と考えて土壌を作ったりするそうです。
また、罠にかかった子狸を見て野生動物の立場で考え、共生することを決め、規格外の野菜を畑の脇に置くことで作物被害を防いでいます。
 

どんな生物、微生物にさえも、存在する意味があり、木村さんは、それを尊重して他の生物の目線で考ながら作業をされています。
野生動物が人間の前に現われる状況は、なぜそれが起きているのかを考える機会を宇宙から与えられていて、他の生物を排除することは、最終的に自分を排除することにつながると言われています。

木村さんご自身ついて、「霊能力」が無いとか、「霊能者」ではないとおっしゃっていますが、私は、「進化した魂」のお一人で、視点や感覚がスピリチュアル・ワーカーそのものだと感じています。
実際に不思議な体験をされていて、著書「すべては宇宙の采配」(東邦出版)にも、臨死体験の話や、龍や宇宙人に遭遇した話を書かれているので、スピリチュアル能力があるのは確かです。
 

その著書の中で、植物の成長が地中で起きていることに大きく影響されるように、私たちの目に見えていることはごく一部で、見えない部分に真実が隠れていることを話されています。
実際に、魂の成長のために設定された出来事にも前世など目に見えない世界に原因や理由があって、その「根っこ」の部分に焦点を当てると出来事の意味が見えてくることがあります。

 

今のところ、私は、木村さんのように龍や宇宙人に遭遇したことはありませんが、ソクラテスのような人物には過去世で会ったことがあります。
どれも宇宙からのメッセージを伝えるために現れるようですが、今の宇宙の状況からすると、UFOや宇宙人の目撃情報がもっと増えると言われています。

 

今これを書いている瞬間に、私の「種を蒔く」役目について伝えるようにメッセージがありました。
農業で、種を蒔いて育つかどうかは環境次第だと思いますが、私の活動でも蒔いた種を育てるのは受け取った方次第です。
スピリチュアル・ワーカーは、覚醒のお手伝いをしますが、覚醒するかどうかは本人にゆだねられています。
活動の方法は違っても、私たちスピリチュアル・ワーカーが最終的に目指すことは同じだと思っています。

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