「7月」のカレンダーです。



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先日、YouTubeで、とあるネットニュース番組を
観ていて、強く反発を覚えた発言があったので、
今回はそれについて書きます。



心療内科や精神科で処方される薬のことです。

文字起こしもしてないので、一言一句、文章通りではありませんが、

「知り合いの医者から聞いた話だが・・」
と前置きがあり、

「心療内科の医者は薬を簡単に出すと言う。

例えば鬱と診断されて薬で落ち込みが治った患者は、薬から抜け出せなくなる。
薬を飲むと、たちまちに気分が良くなるらしい)

薬を止めると落ちこみがまた酷くなり、自分で命を絶ってしまう事が多いそうだ。


と言う内容でした。

また、知的障害・精神障害の薬の事も話していました。

これも一言一句言葉通りではありませんが

「鬱とは逆の場合もあるようだ。
落ち着かせる薬を飲んで、落ち着きはするが、
何も出来ない状態が続く場合もあるようだ。」
(多分、躁状態、多動についてだと思います)

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「薬漬けにされる」「医者が儲けるために」

世間ではこう言う考えの人は本当に多いと思います。
そりゃ、一部、そんな医者もいるかもしれない。
でも、今は病院も選べる時代です。


心の病。

自分や家族がそうなった事がないのか。

或いは、自分は心の病にはならない。と思ってるのか。


わたしは、原因不明の痛みが治らず、何処の科に
行っても原因不明とあしらわれ、


心療内科に行って
「ハードワークが祟っている、休養が必要だ」と
診断書を書いて頂き、救われた事があります。


また、過去に酷い不眠が続き、眠剤で安心して眠れる様になりました。

わたしの友人は、専門家でもない、近所の人の
「薬を飲んだら止められなくなる」と言う言葉に怯えて、余計、悪い状態になりました。


薬は徐々に、徐々に効くものであり、
飲んで、すぐに気分が良くなる、なんて話は聞いた事もない。


過去にわたしが勤務していた障害者福祉作業所では

知的障害、精神障害の人は皆、薬を飲んでました。
てんかん、他の病もある人もあり、薬は大事でした。

でも、皆、作業所に来る事で生活のリズムがついて
いました。

大事なのは居場所なんだと、作業所を立ち上げた方が教えてくれました。

携わっていた人達は、皆、障害を持つ人の家族でした。

施設にただいる、とならない様に、
大事な家族が将来も安心して暮らせる場所がある様にと
皆さん頑張っておられました。

福祉施設で非人道的なショッキング事件もありますが、

医療・福祉現場の多くの人達は、患者や利用者さんが、より良き生活を送れる様に尽くしておられます。



個人間の四方山話でならいざ知らず、

ニュース番組として誰もが観れるYouTubeで

心療内科に行ったら、精神科に行ったら
「薬漬けにされる」と言う印象を与える発信に
憤りさえ感じました。

病状が悪いのに医師から処方された薬を怖くて飲まず、
最悪の結果が起きてしまう事もある。


精神病院が暗くて怖い、なんて一昔前のイメージを

未だに引きずってるのか。


他の科と同じく、
心療内科や精神科の医師、看護師さんは
専門性と臨床経験によって患者を診ています。


また、別のYouTubeのチャット欄にて障害を持つ人への福祉が手厚い事に
「障害者は自分達健常者より恵まれている」というコメントを読んで


何だとぉぉ💢となり、
「その人の持つ障害を、家族の思いを
まるッと背負ってから言ってみろ!!!💢!!!」

と、思わず書きそうになったのをめっちゃ抑えた事もありました(結局ブログに書いてるけど^^;)

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今回は重い内容になりましたが、読んで頂きありがとうございました✨

次回は明るい内容にします。


ご訪問頂きありがとうございますセキセイインコ青ヒヨコヒヨコヒヨコヒヨコヒヨコヒヨコ


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