こんにちわ
占星術師の矢内清貴です。
本日は8ハウスについてお話ししたいと思います。
8ハウスは主に死と再生・引き継ぎ・相続・配偶者の金運・死に方・先祖・後天的に受け継がれる力・遺産などなどを表しています。
8ハウスは蠍座の部屋で支配星は冥王星です。
個人惑星を超えた存在である冥王星は解釈の仕方が難解であるとも言えれるでしょう。
7ハウスでは人間関係のスタートであると説明していきましたが、その次のハウスである8ハウスはスタートの次の段階、深い関係性がでてきます。
例えば、人生において最大に密着された人間関係はなんでしょうか？
一般的には家族であり、結婚相手であり、親友と呼べるぐらいの段階の人達を指すと思います。
何年も長い付き合いのあいては間違いなく8ハウスに該当していくと自分は思います。
そして8ハウスに関連性のあるハウスがあります
それは6ハウスです。
6ハウスは自分自身を訓練し能力を最大限に高め、社会に出た時に恥じる事なく、表に出ようと頑張るハウスでした。
8ハウスにも似た意味があります。
しかし決定的に違うのは、8ハウスは他者から求められて訓練するべしと要請を受けている事です。
6ハウスは自分で自分の考えで答えを導き出し、頑張る
8ハウスには他者からの要望があって始めて自分の意思とは関係なく頑張る
同じ頑張るでもこんなにも大きな違いがあるのです。
自分の意思とは関係なく強制的に求めらる事
8ハウスはそのような大きな意味があるのです。
また2ハウスと8ハウスは相対的な関係性があり、2ハウスは先天的に授かる資質、8ハウスは後天的に受け継がれる力を表します。
先に受け取るか後で受け取るか
これも大きな違いがあるでしょう。
7ハウス以降は人生の本番、この本番での力をいかんなく発揮するために必要な力を蓄えている源泉地が8ハウスなのであります。
そしてこれだけは譲れないと主張するのが8ハウスの役割です。
自分の熱いものが込み上げる思いを8ハウスは内なる部分に秘めて時々、力の解放をします。
置かれた立場に集中し、ギリギリまで待って、力の解放をするのは8ハウスの溜め込みに関係するといえましょう。
ちなみに自分の場合8ハウスのカスプは射手座で海王星が入っています。
占いの仕事をやっている最大の理由は8ハウスに引き寄せられたからかも知れません。
次回は9ハウスについてお話ししたいと思います。