現在、個別指導の教室長をやっているが、本当に努力をしない生徒たちばかりだ。
まあだからこそ、個別の塾に来ているわけだが。
本当に勉強したくないのなら、なんで塾に来ているのだろうか。
まあ、親に強制的に行かされてイヤイヤ来ているのだろう。
ではなぜ親は嫌がる子供を無理やり塾に行かせるのか。
塾に行かせれば、魔法のように成績が上がると思っているのか。
勉強が出来ない子供の親は、ほぼ例外なく親も勉強が出来ない。
厳しい言い方をすると頭が悪い。だからまともな考えが出来ないのだろう。
カエルの子はカエル。トンビがタカを産むということはない。
親の頭が悪いのだから、子供の頭も悪くなるのは当たり前。
もう諦めるしかない。現実を受け入れるしかない。
それが出来ないから、塾や学校といった教育現場で様々なトラブルが発生する。
一方、進学塾に通う生徒たちも問題だ。以前は進学塾で教室長をやっていたが、
成績が優秀な生徒のほとんどは天狗になっていた。
周りが「すごい。賢い。」とおだてるから、調子にのっていくのだろう。
ホリエモンやひろゆきの様な生徒が多かった。塾ではマシだが、学校での授業態度はかなり悪かったようだ。学校の先生は、相当ムカついていたと思う。
成績と同様に、生徒の様子も二極化している。
いわゆる、普通の平凡な子が少なくなってきた。
昔、テスト結果のグラフは、中間層の多い山形だったが、現在は逆に中間層が一番少ない谷形だ。だから偏差値50ちょっとの高校で定員割れが起こっている。定員割れになると当然ながら、高校の学力がガタ落ちになる。先生達もそれを警戒して、必要以上に授業速度を上げ、テストを難しくする。その結果、ついて行けない生徒が多発→完全にやる気をなくした生徒が多発→風紀の乱れを防ぐため、生活指導がやたら厳しくなる。全く、何をしに高校に行っているんですか、と問いかけたくなる。
これで、日本の未来に希望を持つのは無理だ。
今年のGW明けに、新社会人の退職代行依頼が殺到したことは記憶に新しい。
まあ、そうなるよね。これから先、悪くなる事はあっても、
良くなる事はないだろう。教育現場で中学生を指導していて、そう思う。
もし万が一、将来塾に勤める事を考えていて、このブログを目にした人がいたのならば、伝えたい事がある。
「おやめなさい。他の道を探しなさい。まだ若いうちに。」