リュウケンジャー 第3話「愛する心から生まれた未来」 | 特撮好きですけどいいですか?

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なんせ、生まれた時からの筋金入りの特撮ヲタなんです!そんなおいらでも相手にしてくれちゃったりします?

ここは幻魔城……


ファウスト「あと少しだ……」


不敵な笑みを浮かべながら

目の前の小窓を覗きこんでいる。

中には赤い光に包まれている人影が見える。

すると突然、けたたましくサイレンが鳴り響いた。

ファウストの前に兵士が現れた。


ファウスト「何事だ!」

兵士「申し上げます!捕えていたハーピー族族長の娘アスカが逃げました!」


ファウスト「なんだと!あの小娘!……なんとしてでも捕らえるのだ!」


兵士「はっ!」


ファウスト「もし、あれがリュウケンジャーの手に渡れば……我らが不利に……」


……………


……ここは人間界


1人の女性が何かに逃れるように走っていた。


女性「ハァ、ハァ、ハァ……」


ドンッ!


すると突然、誰かとぶつかった。


女性「あっ!」


ぶつかったのは一水であった。

一水「おっと!」

ぶつかった拍子に女性はその場に倒れた。

一水「ご、ごめん。大丈夫?」


そういって手を出す。


女性は一旦躊躇するが手を握り立った。


女性「ごめんなさい。急いでいたものだから……」


女性を見た一水は驚いた。


一水(心の声)「うわっ!かっかわいい!」


誰が見ても絶世の美人である。


一水「こちらこそ。」

そういうと倒れた女性を起こそうと手を差し延べた。


彼女は一水の手を握り、立ち上がろうとした。


女性「痛っ!」

そう言ってまた座り込み、足首を押さえた。

ぶつかった拍子に足をくじいたようだ。

一水「あっ、ごめん。俺のせいで怪我させちゃったね」

一水はそっと肩を貸し彼女を立たせた。

女性「あっ、ありがとうございます」


一水はわきにあったベンチに彼女を座らせた。


声「おいっ!その女渡してもらおうかっ!」

突然、どこからか声が聞こえた。


一水「だれだっ!」


するとなにもなかったところから怪物の姿が現れた。


一水「幻魔っ!」


現れたのは妖魔ヤクシャである。(ヤクシャは剣の達人である)


一水「危ないからここでじっとしているんだ。」

そう言って一水は彼女をベンチの陰に隠れさせた。


一水「ドラゴンチェンジっ!」

一水はリュウケンジャーに変身した。

一水「ドラゴンブルー!」


ヤクシャ「おのれ!リュウケンジャーめ!ゆけっ!ゴーレム!」


ゴーレムはブルーにむかって来た。


ブルー「ドラゴンレイピアっ!」

レイピアで襲ってくるゴーレム達を切り付ける。


ブルーがゴーレムと闘っている間にヤクシャが女性に襲い掛かろうとしていた。


ヤクシャ「手間かかせやがって!」

ヤクシャがにじり寄る。

女性も後ずさりする。


ヤクシャに捕まろうとするその時

どこからか飛んで来たビームがヤクシャに命中した。

ヤクシャ「うわっ!だ、誰だっ!」


声「リュウケンジャーは1人だけじゃないんだぜっ!」

現れたのはドラゴンレッドであった。

グリーン「ブルー、こいつらは俺達が引き受けたっ!」

イエロー「そうそう♪あんたは彼女を安全なところへ」

ブルー「みんな……わかった!たのむ!」


そういうと女性を連れてその場を離れた。


ヤクシャ「おのれ~!」


ホワイト「なぜ、あの人を狙うの!」


ヤクシャ「お前たちに、話す必要はない!」


そういうと、剣を振り回しながら4人に向かっていった。


一方、ブルーと女性は安全を確認して立ち止まった。


一水は変身を解き、女性に話しかけた。


一水「君、あの幻魔に追われていたみたいだけど?」


女性「あ・・・は、はい・・・・」


一水「なぜ、追われていたんだい?」


女性「そ、それは・・・・・」


一水「話せないなら無理に聞かないよ。でも、君の名前を教えてくれない?・・君って呼ぶのはなんか・・・・ね。」


女性「私、アスカっていいます。」


一水「アスカさんか。とりあえず、安全なところへ行こう。」


アスカ「安全なところ?」


一水「そうだなぁ、教授のところへいくか。」


そういって一水は、大和のところへ連れて行くことにした。


・・・・・大学の大和教授のラボ・・・・


トントン・・・


大和「はい、どうぞ」


一水「教授、ちょっとお願いがあるんです。」


一水はそういいながらアスカを連れて入ってきた。


大和・アスカ「あっ!」


大和「久しぶりだねぇ、どうしたんだ?」


一水「えっ!?知り合いなんですか?」


大和「アスカ君は、以前私の世話になった人の娘さんなんだ」


アスカ「お久しぶりです」


一水「そうだったんですか。」


大和「で、どうしたんだ?」


一水「実は・・・・」


一水はこれまでのいきさつを大和に伝えた。


一水「ただ・・・・彼女がなぜ追われているのかわからないんです。」


大和「そうか・・・・アスカ君、隠す必要はないよ。本当のことを話しても大丈夫だよ。」


アスカはそういわれると、躊躇しながらも口を開いた。


アスカ「私、人間じゃないんです」


一水「えっ?!」


アスカは幻魔に抵抗を続けているハーピー族族長の娘であること、いままで人質になっていたが

なにものかに助けられたこと

幻魔は魔界に伝わる鍵を狙っていてそのひとつのありかをアスカが知ることを知り

狙ってきたことを伝えた。


大和「そうか・・・・・たぶんその鍵は、魔王復活に必要な魔神具を手に入れるための鍵だろう。」


そのとき、一水のブレスが鳴った。


ホワイト「ブルー、大変!悠美香ちゃんが幻魔の人質に!」


一水「!!!なんで、悠美香が?!」


グリーン「たまたま通りかかった悠美香ちゃんが捕まって・・・・」


一水「よし!すぐ行く!」


アスカ「私も行きます!」


一水「君はここで待ってるんだ!」


アスカ「でも、私のために・・・・」


一水「家族も守れないリュウケンジャーが、この世界を守ることなんてできないからな」


そう言って、一水は飛び出していった。


大和「悠美香ちゃんは、一水の妹でたった一人の家族なんだよ。」


アスカ「・・・・!」


アスカは、一水の後を追うように研究室を出て行った。


・・・・・・街中


ヤクシャ「さぁ、この小娘を返してほしくばあの女を渡せ!」


レッド「チクショウ!どうすればいいんだ!」


一水「悠美香ーーーーーーーーーーーっ!」


一水が走ってきた。


悠美香「・・!お兄ちゃん!!」


一水「悠美香を離せ!!!」


ヤクシャ「はやくあの女を渡せ!」


一水「チクショウ!どうすれば・・・」


アスカ「私はここにいます!早くその子を離してあげて!」


そういって、アスカは5人の前にでた。


5人「!!」


一水「アスカさん、だめだ!行ってはいけない!!」


アスカ「でも・・・・一水さんの大切な妹さんが・・・」


一水「悠美香・・・悠美香は・・・・必ず助ける!!!」


ヤクシャ「なにをゴチャゴチャやってるんだ!!この娘がどうなってもいいのか!!」


ヤクシャは持っている剣を首に近づけた。


一水「!!!・・・・悠美香、俺を信じろ!」


悠美香「お兄ちゃん・・・・うん、わかった」


悠美香はそう言うとぐっと目を閉じた。


一水「ドラゴンチェンジ!」


一水は、ドラゴンブルーにチェンジした。


ブルー「イエロー!やつの剣を撃ってくれ!」


イエロー「OK!サンダーアロー!!」


イエローが放った矢はヤクシャの持つ剣の手元を直撃した。


ヤクシャ「グワッ!」


持っていた剣はヤクシャのてから落ちた。


ブルー「今だ!アクアレイピア!」


ブルーはジャンプをしてヤクシャの目の前に立ち、レイピアで攻撃した。


それと同時に悠美香を離した。


ヤクシャ「しまった!」


悠美香のもとへホワイトとイエローが駆け寄る。


イエロー「大丈夫?悠美香ちゃん。」


悠美香「私は大丈夫。早くおにいちゃんを・・・」



ホワイト「まかせておいて、悠美香ちゃんは離れてて」


そう言うと、2人は3人と合流した。


レッド「よし!いくぞ!」


ブルー「清き心に流れる青き水!ドラゴンブルー!」


イエロー「煌めく心に光る黄色いイナズマ!ドラゴンイエロー!」


グリーン「大きな心に広がる緑の大地!ドラゴングリーン!」


ホワイト「爽やかな心に吹くま白き風!ドラゴンホワイト!」


レッド「熱き心に宿る紅き炎!ドラゴンレッド!」


ブルー「強い心は勇気の証!」


レッド「超竜戦隊!」


5人「リュウケンジャー!!」


ヤクシャ「おのれ~!ゴーレムよ!行け!!」


5人はそれぞれゴーレムを倒していった。


ブルー「残ってるのはお前だけだ!ヤクシャ!」


ヤクシャ「・・・・クッ!おのれ~!!くらえ!真空破斬!!」


(両手に持った剣を高速で振ることで真空状態を作り出し、それを放つ技である。)


真空の刃が5人を襲った。


グリーン「うわぁっ!」


イエロー「うっ!」


ブルー「くっ!」


ホワイト「きゃーっ!」


レッド「うぐっ!」


ヤクシャ「ふはははは!手も足も出まい!」


ブルー「チックショーっ!どうすれば・・・・・ハッ?!」


ブルーはイエローが放った矢がヤクシャの手にダメージを与えたことを思い出した。


ブルー「イエロー、俺の合図でヤツの足元を撃ってくれ」


イエロー「えっ?・・・・・・わかった!」


ヤクシャ「なにをゴチャゴチャ言っている!さぁ、これで終わりだ!」


ブルー「いまだ!」


イエローはブルーの声と同時にヤクシャの足元を撃った。


ヤクシャは驚き、ひるんだ。


ブルー「くらえ!」


ブルーは、イエローのアローによって傷ついた手元をドラゴンシュートで撃った。


ヤクシャ「ぐわっ!!」


レッド「いまだ!ドラゴンブレイク!」


5つの武器を合わせて出来た兵器、ドラゴンブレイク。


イエロー「ターゲットセット!」


レッド「ドラゴン!」


5人「ファイナルシュート!」


5色の光の渦がヤクシャめがけて飛んでいき、ヤクシャを貫いた。


ヤクシャ「うぉぉぉぉぉ!!!!!」


ヤクシャは砕け散った。


突然空が暗くなり、砕けたヤクシャの体に降り注いだ。


すると、ヤクシャの姿が元に戻り巨大化し始めた。


大和「ドランたち、頼んだぞ!」


レッドラン「まかせときな!」


5匹の竜はマシンゲートに飛び込んでいく。


5匹は、マシンゲートを通り抜けることにより、超竜のパワーを身につけて


巨大なドラゴンマシンになるのだ。


リュウケンジャーの頭上に次元のゲートがあらわれ


5機のドラゴンマシンが出現した。


レッドラン「さぁみんな、のるんだ!」


5人はそれぞれのマシンに乗り込む。


レッド「よし、合体だ!」


5人「超竜合体!!」


5機のマシンは変形をし、合体した。


5人「完成!超竜神!」


超竜神とヤクシャは剣と剣をぶつけ合い、戦いを繰り広げる。


レッド「よし!きめるぜ!」


ブルー「レッド、今回は俺にやらせてくれないか。妹に恐ろしい目をあわせたヤツは俺の手で・・・」


レッド「よし、わかった。」


ブルー「覚悟しな!」


超竜剣が天空から現れた。


ブルー「超竜剣!レイピアモード!」


超竜剣は扱うリュウケンジャーの能力により形をかえるのだ。


ブルー「ファイナルスラッシャー!!」


レイピアでヤクシャの体にZを描き、最後にレイピアを突いた。


すると、ヤクシャの体についたZの文字が赤く輝く。


ヤクシャ「ぐぁぁぁぁぁぁぁ!!」


ヤクシャは大爆発して消えた。


・・・・・・・・


一水「悠美香~!」


悠美香「お兄ちゃん!」


一水「大丈夫だったか?」


悠美香「うん。お兄ちゃん・・・・信じてたから」


アスカ「よかった・・・・」


一水「アスカさん、ありがとう・・・・悠美香を守るために自分を・・・・」


アスカ「いいの。私のために人を傷つけたくないから」


大和「アスカくん。これからどうするんだ?」


アスカ「私、魔界へ戻ります・・・・向こうにも幻魔に対して抵抗する人たちもいるから」


アスカ「そして、仲間を集めて向こうの世界であなた方のサポートをしていきます」


大和「たいへんだぞ?」


アスカ「わかっています。でも、一水さんが教えてくれました・・・・愛するものを守る心を」


一水「え?俺が?!そ、そんなたいしたことじゃ・・・・」


光「照れるなって!」


アスカ「一水さん、貴方の優しさ・・・・忘れません」


アスカは、そう言って一水の手を取り握り締めた。


すると、アスカのブレスレットが光だし2人の手元を照らし出した。


光がおさまったとき、アスカの手には鍵が一水の手には紫色の水晶が現れた。


アスカ「こ、これは・・・・!」


アスカ「言い伝えにあるとおりに・・・」


大和「どういった内容なんだ?」


アスカ「言い伝えにはこうあります・・・・・」


    「2つの異なる種族の心が1つになりしとき未来を変えし鍵と大いなる力の源現れる・・・と」


火呂人「まってくれ、その紫水晶どこかでみたことがあるんだ・・・・」


火呂人「!!!!そうだ!蘭だ!蘭が同じものを持っている!」


大和「う~ん・・・・しかし幻魔が水晶のことを分かっていてさらって行ったとは思えんが・・」


アスカ「鍵は全部で5つあるんです・・・・ですが、ハーピー族に伝わる伝説は1つだけ・・・・」


    「他の鍵の入手方法はわかりません・・・だけど・・・・あの人なら知っているかも・・・」


大和「あの人?」


アスカ「木の精霊ドリアード・・・・」


風香「どりあーど?」


大地「そのドリアードってどこにいるんだ?」


アスカ「魔界に戻ればわかるかもしれません」


大和「よし、わかった。アスカ君、頼むぞ」


アスカはうなづいた。


突然、アスカは光に包まれ背中に大きな白い翼が現れた。


アスカ「それではみなさん、こっちの世界はお願いします。」


そういってアスカは夕暮れの大空に飛び立ち、魔界へ戻っていった。


・・・・・・・・


一方、幻魔城では


あるものが目覚めようとしていた。


ファウスト「やっと、やっと目覚めるか・・・・」


不思議な機械の扉が開き


中から白い人の形をしたものが現れた。


それは、いったい・・・・・



つづく・・・・・