バルセロナ公演その2。 | きよっさんのAC/DC海外遠征記Z

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世界最強のロックバンド我らがAC/DCのライブを主に海外各地へ観に行った際の旅行記その他です。

つづき


そうこうしているうちにオープニングアクトのVINTAGE TROUBLEの開演時間が近づいてきたのでトイレを済ませておこうと思いました。しかしざっと周りを見渡したところトイレがどこなのかよくわからなかったので近くのスタッフに尋ねたところ、


「トイレはあちらです。」


と指差してくれたのは下方のアリーナの方向です。いまいちよくわかりませんでしたがとりあえずスタンドの下の方に行けばいいのだろうと思い階段を降りてスタンド席最前列付近まで向かいました。しかしそこには特にトイレらしきものもそれを示す表示すらも見当たりません。なのでちょうどスタンドからアリーナ立ち見エリアへの入り口でアリーナ入場者のチケット確認をしている別のスタッフに再度聞いてみることに。


「すんませんがトイレはどこですか??」

「トイレはあちらです。」(とアリーナ内部のトイレを指差す。)

「え、あれのこと??」(うちらのスタンド席のチケットぢゃそっちには入れへんがな。)

「そうです。あれです。」

「はあ。。。」(いや、だからそっちは入れへんがな。。。)

「ではどうぞ。入って。」

「え!!??」

「どうぞ。どうぞ。」

「あ、あ、ありがとう。グラシアス。」

 


つーことでなぜかアリーナ立ち見エリアへ入場。。。


う~ん、こちらはただトイレの場所を聞いただけなんですけどねえ。スタンド席のチケットしか持っていないそんな僕たちを何のチケット確認もせずにいとも簡単にアリーナへ入れてくれるなんて。さすがスペイン。実にいい加減だ。。。でもありがとう。とりあえずあのスタッフのお兄ちゃんに神の御加護を。God bless him !!

このようなまさかの展開に少々驚きつつ無事に用も足し、しばらくするとVINTAGE TROUBLEのステージがスタート。ここでは詳しく触れませんが彼らはとても良いバンドですね。そういえば前回のツアーとの相違点として出演する前座の数があります。前回は前スタジアムでの公演では2つ、屋内アリーナ会場では1つそれぞれ前座が登場していましたが、今回のツアーでは今の所スタジアムでも1つしか前座は出ないようです。

それはおいておいて、VINTAGE TROUBLEの演奏が終わるといよいよAC/DCの登場です。僕とM君の2人はせっかくのこの幸運を活かすべく可能な限り前の方へと移動しました。AC/DC登場直前にもかかわらずさほど前方もギュウギュウ詰めというほどでもなく割と前まで行けましたかね。

 

開演直前。


 

 

後ろを振り返る。本当ならあのスタンド席一階最後列にいたはずなのに。。。



AC/DC登場直前の場内に鳴り響くのはBuddy Guy。これは前回のツアーと変わりません。CAN'T QUIT THE BLUES というボックスセットのDisc 2ですね確か。前回のツアーの思い出、マルコムやフィルの件、様々な思いが心に浮かんできます、と言いたいところですが適度にビールを摂取したせいか実際はそれほどでもなく(笑)、ただただハッピーな気分でAC/DCを待つ僕でありました。


つづく