浦安、残した! | 相根澄 -diario

浦安、残した!

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優勝に向けての首位攻防の大一番。

ホームゲームで優勝を決めたいプレッシャーからか、足が止まったままの立ち上がりに、いちの先制ゴール。
名古屋は、3本のパスが繋がらないくらい固かった。

広島セントラルで見せた、あの神戸の攻撃陣をゴール前にほとんど寄せ付けなかった完璧のチームと別チームに思える程だった。

まあ、今日みたいな試合はそのぐらいプレッシャーが掛かるものなんだよね…。

ただ、マルキーニョスの突破からワタルがゴールをこじ開け、いつもの名古屋に戻った。
後半立ち上がり、さすがグレのゴールで同点。
さあここからって時に、稲田にゴールを決められる。
そして攻める意識が強く前がかりになった所を小宮山の技ありの突破から、いちが今日2点目となるゴール。

パワープレーもあったが、浦安的にはほぼ勝負あり。

冷静に考えると、浦安はミスを逃さずポイントでゴールを奪う。
いちの先制ゴールにしても、稲田の相手のやる気を削ぐ突き放した3点目、小宮山の4点目のアシストも、経験からなるものだった。
名古屋の唯一弱点をあげると、この経験なのかも知れないね。

さあ、名古屋が敗れ最後までわからなくなった。
残り2試合。追う浦安と追われる名古屋。
このプレッシャーに打ち勝ったチームが、トロフィーを受け取る事になる。

今週は、浦安が金曜日のゲームになる。
先に勝ってプレッシャーになるだろうし、引き分けや負けは、名古屋を精神的に楽にしてしまう。

次の名古屋の相手は、オスカー監督の花巻。
そして、最終戦はマリオ監督の大分と、ドラマの様な巡り合わせ。
選手を良く知る両監督が、どういう戦いをするかほんとうに楽しみだね。
ここ2週間の戦いは目が離せない!!