ユース | 相根澄 -diario

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先週の週末、ユースフットサルの全国大会が北九州で行われました。

以外に大きな大会で、サッカー協会としてもとても力をいれている、参加数もサッカーの全国大会より多い。


Fリーグの関係で、最終日の準決勝、決勝しか見れなかったんですが、さすが準決勝に残ったチーム、しっかりと意識を高く持って戦っている。

正月のバーモンドカップもそうだったが、ゴール前に大きい選手をおき、ロングスローやロングキックでへディングで合わす。

それもひとつの戦術だが、その子一人一人の将来性、を考えたら目指す所はボールコントロールや判断力、そして一番大事な責任力を身につける事が出来る。


最近そういうプレーをしているチームがほとんど無くなったのは、素晴らしい事だと思う。


そして、今回の決勝に進んだ新潟県の長岡は、その究極の所で戦っていた。
ドリブル、パス、シュート、フォローの場所、掛け声、どれをとっても他のチームより1枚も2枚も上だった。

最初に言っておくが、ほかのチームが駄目なわけでなく、このチームが本当にすごいと言う事。


狭いスペースの中で、パスの判断→スペースがないから、敵が近いから取られない所に浮かすパス、シュート→フェイント(蹴るふり、ボールの置き所)、ひきつけて→ドリブル(相手の重心をみて)

普通にやっていたらほとんどミスが出るゴール前の状況でこれをやれている。

フットサルのゴール前は、ごまかしがきかない


サッカーの広いコートだと、そんな事を考えなくてもちょっとパスがずれても通ってしまうし、とられる事がない。

そんな事を考えながら、プレーする事はとても難しい事なんだろうけど、それを知っている選手と知らない選手は大違い。


もしかしたら、日本が世界のサッカーに勝つ為には、こう言う部分を知っているかどうかにかかっているんじゃないだろうか・・・。
自分がやらないといけない事。伝えて行かないといけない事は、これなんだとはっきりした。


フットサルとサッカーの切っては切れない関係。ブラジルのテクニックを真似するんではなく、最初にこの部分を伝えてあげないとね!!


この試合を見なかった人は、本当に後悔するかもしれませんね!!


若い年代のフットサル。面白いですよ~




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試合の合い間に、地元北九州のたいこを披露してくれました。

迫力があったね~!!