錦織圭が第6シードで出場する全米オープンテニス2016は現地29日に開幕します。錦織の1回戦の相手は世界ランク97位のベンジャミン・ベッカーで、日本時間の31日午前0時からゲームはスタートします。大会前の記者会見で錦織は「リオの後、体力的にまったく持たなかったので、シンシナティはしょうがなかった。終わってから、しっかり1週間休めた。これからまた長い2週間が続く。やっぱりピークをこのUSオープンに持っていきたかったので、その意味ではいい準備ができていると思います」と自信をのぞかせていました。
＜全米オープンテニス2016男子シングルス最新オッズ＞
過去の両者の対戦成績は錦織の2勝1敗となっています。ブックメーカー「bet365」はこの1回戦に関して様々なオッズを発表しており、対戦オッズでは錦織勝利が1.015倍、ベッカー勝利が21.00倍と錦織がベッカーを圧倒しているオッズとなっています。
【全米オープンテニス2016男子シングルス1回戦オッズ】
※オッズは29日午後2時現在
また正確なセット数を当てる「Set Betting」では、錦織が3－0で勝利するというオッズが1.25倍とこちらもベッカーを圧倒しています。第1セットをどちらが取るかを当てる「First Set Winner」では錦織が1.071倍と第1セットから錦織が強さを見せつけるのではないかと見られています。「Double Result」とは、2つの結果を当てるオッズで、例えば左上の「Kei Nishikori to win 1st set and Win match」は、錦織が第1セットを取って、なおかつこの試合に勝利するというオッズを意味し、1.071倍のオッズが付いていることになります。
また、全米オープンでは有力選手が何回戦で敗退してしまうのかを当てる「Stage of Elimination」が発表されており、錦織は順当に行けば第2シードのアンディ・マレーとの対戦が予想される準々決勝で敗退する（2.25倍）可能性が最も高いと見られています。準決勝敗退が7.50倍、2014年同様に決勝戦敗退は11.00倍、そして全米オープン優勝が26.00倍のオッズとなっています。
【錦織圭は何回戦で敗退するのか？オッズ】
※オッズは29日午後2時現在
今シーズン最後のグランドスラム大会となる全米オープン2016において、ブックメーカーのオッズを見ながら楽しむ方法も多岐に渡っています。錦織のグランドスラム初制覇を願いながら今日からテニス漬けの毎日がスタートです。
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清崎民喜
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