世界からの視線がある国に注がれています。27日にテニスの「ウィンブルドン2016」が行われるイギリスです。このイギリスで23日にEU（欧州連合）から離脱するのか？残留するのか？を問う国民投票が行われるからです。
仮にイギリスがEUから離脱することになれば、特に経済的な影響が大きく、日本にも大きな影響があるのではないかという専門家も多いです。また、残留すれば移民の問題などで外国人労働者が増えて職を失ってしまうと離脱派は訴えています。
16日には残留派のジョー・コックス下院議員が銃で撃たれ死亡するという衝撃的な事件が起こってしまうなど、残留、離脱両派は23日の決戦に向けて最後の追い込みをしています。現政権のキャメロン英首相はEU残留を唱えておりますが、国民投票の結果は神のみぞ知るとところではないでしょうか。
イギリス系のブックメーカー「Paddy Power」（パディー・パワー）は、イギリスのEU残留・離脱に関する最新のノベルティオッズ「BREXIT - EU MEMBERSHIP REFERENDUM」を発表し、EU残留が1.25倍、EU離脱が4.00倍と残留が優勢との見方を示しています。
このような政治、社会問題までもオッズの対象にしてしまうのがブックメーカーのいい意味で面白いところであり、日本のマスコミですらブックメーカーのオッズを引き合いに出して論を展開しています。
日本にも大きな影響を及ぼすイギリスのEU問題は、どう決着がつくのでしょうか？
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清崎民喜
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