子どもたちの中でも、一番手がかかったウル。
これまでの経緯を記すと・・・
誕生→すくすく成長→フィルター導入→フィルターと戯れ大けが→泳げず瀕死→隔離生活開始→飼い主の手からエサを食べ寝たきり生活→起きあがる→食欲満点で本水槽復帰→泳ぐのがヘタで隔離生活再開→完全復活→本水槽復帰→兄弟に馴染む(今日)
思えば、魚だからって、泳げるってモンじゃないってことを教えてくれたのもウルでした。
一時は尻尾とヒレがとれてしまって、すっかりオタマジャクシ体型になっていたものの、
今では超過保護生活の甲斐もあり、しっかり魚体型に戻ることができました。
ウルの特徴は、長い間ヒレと尻尾が使えなかったせいか、親の遺伝からかは不明ですが、まず、尻尾以外はリュウ金型。上半身がプリっと丸みを帯びている。
色は長い間の屋内生活により、他の兄弟より淡いオレンジ色。
ヒメダカみたい。大きさも。
尻尾は白。コレを見て、更紗ワキンに成長したウルを想像。
麗しのウルと名付けたのも、この尻尾が由来だ。
因みに、今は手のかかる五月蠅い(うるさい)のウル。
・・・あ、そういえば、お口も白。
変な顔で、面白いです。
でも、この回復っぷりは生命の神秘としか言いようがない。
もし、金魚の怪我で悩んでる人がいたら、
とにかく隔離で塩水浴。
人間と同じで怪我したっておなかは空くから、その子の口に入るように工夫してエサはあげよう。
よく、病気で絶食するけど、怪我はただでさえ体力使って泳ぐから、食べた方がいいみたい。
少なくともウルは絶食を全力で拒みました。
エサは、空いたゼリーカップにウルを移して口にエサもっていってあげました。
(とにかく、泳ぐことが出来なかったので。)
まぁ、この子のお蔭で、ますます私は、
『金魚は強い!!』
という発想に確信をもち、
ずぼら飼育に拍車がかかることは間違いないでしょう。