前回のブログからひと月が経ちました。
愛犬クッキーがお空に行ってしまい（亡くなって）
時折、軽いペットロス状態に陥っていました。
今までだったら
毎朝「おはよう！」とワンコたちに
明るく挨拶をしていたけれど
笑って応えてくれたクッキーはもういません。
夜も物悲しくなってしまって
夫やお兄ちゃん犬のチョコを寝かしつけてから
一人でシクシクと泣いて過ごしていました。
photo by kiyora
ただ、その悲しさをダンスには持ち込まず
あの日から休まずに練習を続けています。
メンタルは強靭です！！！٩( 'ω' )وﾑﾝｯ
わたしの仕事は心理カウンセラーですから
人から見れば当たり前？！なのかもしれませんが
世の中には豆腐メンタルやメンタル迷子の
心理カウンセラーさんもたくさんいらっしゃいます。
誰とは言わない（笑）
決してそれが悪いわけではなく
「その自分で生きづらくないかどうか」です。
カウンセリングやコーチをする立場の人間は
自分の歩んできた人生と経験、体験
勉学で得た知識と技術等を使って
クライアント様にアドバイス等をして
よりよい方向へと導くお手伝いをしていきます。
そのアドバイスの内容として
誰かが言っていることや何かの本に書いてあることを
そのままコピーして伝えるのは簡単ですが
それではクライアント様に伝わりにくい。
自分自身が正面から向き合ってきたこと
自分自身で考えて、感じて、
自分の中で咀嚼して腹落ちしたもの
それらから得たことしか
本当には伝わらない、とわたしは感じます。
誰かが言っていることや
何かの本に書いてあることをそのまま伝えても
中身の伴わない薄っぺらいものになるし
クライアント様の不信感にもつながります。
それは社交ダンスでも同じなんだなーと
知りました。
わたしが尊敬している二人の先生は
往々にして
「自分が何をやっているのか
自分の言葉で説明できないのは
（自分の身体の動きを言葉で説明できないのは）
本当にはわかっていない証拠だ」と仰います。
レッスンのたびに
「自分の言葉で説明する」をチェックされます。
・今、自分が何をやっているのか
・これから自分は何をしようとしているのか
・何を見せたい（魅せたい）のか
自分の動きと理想を近づけることは難しいですが
常にそれらを意識して練習するようにしています。
そして、そのことは
自分の心とどれだけ向き合っているかに繋がると
確信しています。
photo by kiyora
わたしの考えではありますが
社交ダンスに限らず
大切なのは強いメンタル、、、よりも
「健全なメンタル」だと思っています。
「あなたにとっての健全なメンタル」
それを言い換えると
「あなたが生きやすいメンタル」です。
自分自身を否定していてもいいし
自分自身を過信していてもいい。
ただし、どこまでいっても
「あなたが心地よく生きられるメンタルであること」
が大切です。
自分で自分の機嫌が取れていないようでしたら
ご自身に「大丈夫？」と問いかけてみてください。
人生、山あれば谷あり。
生きていれば、いろんなことがありますよね。
それがベーシック
言わば、当たり前なんですよね^ ^
たとえメンタルが強くなっても
人生に起こるいろいろなこと、それらは変わりません。
自分にとって都合が良いことばかりが
起こるようになる！わけでは全くありません。
どんなステージに行っても
起こることの度合いは変われども同じです。
社交ダンスの競技会で言えば
ノービスにはノービスの
初めての競技会という不安や期待があるでしょうし
Ａ級にはＡ級の
プレッシャーや情熱、執念など
渦巻く感情や気持ちがあると思います。
人それぞれ、
その段階に合った経験や体験が待っています。
ただ、メンタルが強い人というのは
それらの出来事に対して
自分がどう対応すれば良いのかを知っていたり
どうすれば早く回復できるのかを知っている、
ということなのです。
photo by kiyora
そして
強いばかりじゃなく、心が柔軟であること。
つまり、自分に素直でいることが
しっかりと健全なメンタルを保ってくれるのです。
「あなたにとっての健全なメンタル」
それを大切にする方が
比べることが当たり前の世界にいても
誰かと比べて
傷つきすぎたり凹みすぎたりし過ぎず
誰かを妬んだり羨んだりもし過ぎず
時に悔しい思いはすれども
自分のことも、自分以外の人のことも
認めるダンスが出来るのではないかなーと
個人的には感じています。
あなたにとって健全なメンタルは
あなたにとって生きやすいメンタルです。
自分に合うものを
自分で確かめて
自分自身で掴んでいく。
そのために
唯一無二の「あなた」を知ることが大切なのです。
愛犬チョコとお花見