【 ２０１１年６月１８日～７月６日： 一時帰国 】
筆記テストの結果を知るまでの３週間は、
日本に一時帰国していました。
当時のスケジュール帳を読み返しても、
日本で大したことはしてなかったです。
６月７日にお財布の盗難に遭いまして、
しかもNZで使っていたそのお財布の中に、
なぜだか「日本の免許証」を
一緒に入れていたばかりに、
免許証の再発行で免許センターへ行ったり、
市役所へ戸籍謄本をとりに行ったり・・・。
あとは歯医者に３回も行ってたりとか、
せっかくの貴重な日本滞在だったというのに、
何やらいろいろと走りまわっていたようです（笑）。
歯医者といえば、
２０２３年７月２９日現在もちょうど通院中で、
次回は奥歯の神経を抜く治療をする予定でございます
こんなにひどい状態になるまでほっとくとは、
我ながら情けない
お医者さんの第一声は、
「よくこの痛みに耐えてましたね～！」
でした。
褒められたのか、怒られたのか（笑）
聞けば、虫歯菌が神経まで到達してしまっていて、
「炎症を通り越して、
（神経が）もう死んでいますよ。
」 と。
冷たいものが染みるのは
何度も経験していたのですが、
”温かいものまで染みるようになったら末期”
ということを身を以て知りました。
ある夕食で「いただきます」をして、
真っ先に大好きな【餃子】を一口かじった時に、
「痛った～～～～
！！！！！」
となり、
そのあと白米食べてまた、
「痛った～～～～！！！！！」
となり・・（もう涙目）。
髪を洗っている時も、
シャワーのお湯で血行が良くなってくると、
だんだん歯が痛くなってきて
ガンガン・ズキズキ！！！！！
冷たい水で何度も口をゆすぎながらじゃないと、
痛くて痛くて洗髪するのさえ辛い！！
私が一番「あ～、もう終わったな・・・。」
と思った瞬間は、
私は、毎朝起きてすぐに飲む
「コーヒー時間」をとっても大切にしているのですが、
その大好きな大好きなコーヒーを
一口飲んで、
飛び上がるぐらい痛かった時！！
大好きなコーヒーが飲めないなんて嫌だ～～～～！！！！！！
やっとこれで歯医者へいく決心がつきました。
（もっとはよ行けよ）
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話を２０１１年帰国時に戻しますと、
母に買ってもらったお財布を、
買ってすぐに盗まれてしまったと母に正直に告白したら、
なんとまた新しいお財布を買ってくれました。
（お母さんその節は大変お世話になりました）
久しぶりに会った友人とカフェに入って
ケーキ１個で４時間くらいお喋りしたり、
関西にあるお気に入りの「四川拉麺」で
大好きな担々麺を食べたり、
母とは共通の趣味が多いので、
本好きの二人で「ブックオフ」にも行きました。
（そして親子で３時間半も立ち読みｗ）
日本にいる間に母と一緒に行った旅行先は
たったの１か所。
母に「行きたい所はどこ？？」と聞いたら
迷わず「高野山！」
私達は空海さんと御縁がある土地に
ずっと住んでいた事があるので、
私達に言わせれば、高野山はもうド聖地！！
もちろん大賛成でした。
そして２０１１年６月２４日、
二人で高野山に行きました。
高野山という文字通り、お寺は山の上にあるので
そこまでケーブルカーに乗って行きます。
緑豊かな景色がずっと続きます・・・。
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「高野山駅」に着きました。
バス周遊券でいろいろと廻りました。
写真は撮っていないのですが、
空海さんが今も生きているという
高野山のお寺にももちろん行ってきましたよ。
母はあまり足が良くなかったので、
杖を着きながらゆっくりと廻りました。
一生の思い出に残る
とても充実した１日でした。
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その約１０日後の
７月５日、午後７時２０分、
つい先日行ってきたばかりの和歌山県で、
マグニチュード５の大きな地震があったと
ニュース速報がありました。
「私達が行った日ではなくて本当に良かった」と
ほっとしたのを覚えています。
そして７月６日、関西国際空港からNZへと
無事に帰ってきました。
オーストラリアのラグビーチームのことは
あまり詳しくなかったのですが、
帰国の便の座席が、偶然オーストラリアのラグビーチーム
「ゴールドコーストタイタンズ」のすぐ近くでしたｗ
もっとタイタンズについて詳しければ、
サインのひとつでも貰っていたかもしれませんね。
・・・あと、
とても不思議なことがありました。
日本に帰国する３日前の６月１５日から、
チリの火山が噴火し続けていました。
連日、火山灰が原因で
飛行機がことごとく欠航になっている中、
私の乗った便はなぜか予定通り
関西国際空港へと飛び立ち、
しかも、NZに戻る日の７月７日、
なおも火山は活動し続け、欠航が相次いでいたのに、
またまた私の乗った便は、
なぜだか今回も、
予定通りオーストラリアを経由し、
何の問題もなくNZに入国できたんです！！！！
でもその代わり、乗り継いだオーストラリアの空港に
乗客の姿がほとんどなく、
私以外ほとんどロビーに人がいないという
非常に珍しい現象が起きていました（笑）。
当時の母のことを少し書きます。
２００９年に子宮に癌が見つかり、
同年、子宮を摘出する大きな手術を受けました。
抗がん剤の治療は、
私が一時帰国した翌年（’１２年）から始めています。
一緒に旅行に行けたのも、
母がまだ歩くことができたから。
投与以降、どんどん身体は衰弱していき、
亡くなるまでずっと
車椅子の生活を余儀なくされていました。
今振りかえればこの旅の安全には、
空海さんのお力添えが大いにあったのではないかと
思えてならないのです。
なぜそう思うのか。
空海さんのお遍路で使われている言葉に、
「同行二人（どうぎょうににん）」というのがあって、
これは、
”例えあなたが一人でも、
いつも弘法大師（空海）と一緒に巡礼しているのですよ。”
という意味があるから。
さすが地元のヒーロー！！
関東圏に住んでいる今でも
昔と変わらずお慕いもうしております！！
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さあ、日本でリフレッシュした後は、
私には絶対に果たさなければならない任務がありました。
そう、永住権取得に向けての
就職活動！！！！
もう充分ゆっくりしたよね？？
時間はそんなに残ってないよ！！！！
ってことで、
ビザの期限も気になるし、
さっそく何件か履歴書を送ってみました。
希望のポジションは
もちろんシェフ！！
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７月２５日、午後４時。
BAR「□＆△」で面接。
終了後、店長から、
「４日後の１７：３０にトライアルで来てくれ」だって。
プー太郎になって早２か月！！
ついに再始動か？！？！
永住権に向けて、
少しづつ運命の歯車が動き始めました。
今度こそ私にピッタリな職場は
見つかるのでしょうか・・・・・・・。
つづく。