人生を豊かにする最新学習歴の更新

横軸に年齢。
縦軸を24時間としたグラフを思い浮かべてください。
そこに小学校から大学生までの年齢と
学校で過ごす時間帯を囲んでみましょう。
どうですか？人生100年時代と言われている中で、
私たち日本人が最終学歴を基準にして
学習に費やしている時間は、
こんなちょっとだけなんですよ。

50代はまだランチタイム

先日、私が学んでいるマーケティングのエクスマ塾、
塾生限定講座を受講しました。
その日のゲスト講師は

京都芸術大学の副学長・本間正人先生

「自分の可能性を発見するリベラルアーツの学び」
という講演をしてくださいました。

文頭に書いた
「人生を24時間軸のグラフでで考えてみる。」
私はこの捉え方がとても刺激的な捉え方だなぁ。と
感じました。昔、海外ドラマで
「24」という作品がありましたけど、
まさにあのドラマを見るような時間感覚で
人生100年時代を考えながら

私はレクチャーを受けました。

だって、本間先生いわく
「50歳という年齢を、アナタはどう感じますか？
50歳、人生100年時代を24時間で考えたら
まだランチタイムの時間ですよ。」

最終学歴だけでは栄養不足

最終学歴という言葉があります。
日本の場合は義務教育が中学生まで。
そこから高校、大学まで考えると
だいたい6歳〜15歳くらい迄が義務教育。
16歳〜23歳位が高校生と大学生。
その間、学校に費やしている時間帯を
9時〜15時、実質の勉強時間は4〜5時間としたら、
どうでしょう。人生100年時代の
日本人の学習時間は朝食、もしくはブランチタイムで
全部納まってしまうのです。

学習＝食事と置き換えた時、
最終学歴がいくら高学歴だったとしても、
朝食を食べたきりでその後の生活を過ごすのです。
そのままでは長い人生「知の栄養不足」になることは
目に見えていますよね。

昼には昼ごはん。
3時にはおやつ。
夜には夜ごはんを食べるように
「知」の部分でも学習という食事で
自分を満たしてげましょう。
それが生涯現役で心豊かに若々しく生きる秘訣です！
つまり、最終学歴ではなく、最新学習歴の方が
はるかに大切で価値があることなのです。

50代〜からの学び

学びといっても難しい学問だけが
学びではありません。
趣味や資格獲得など、
直接仕事に結びつかないことでもいいそうです。
大切なのは自分の好奇心と結びついているかということ。

have toではなくwant to が動機か？
ということです。

want to に結びついている行動には
ワクワクした感情が加わり、
深い満足感に結びつき増す。

特に50代からの学びは
ある程度の人生経験を持っており、
その人生経験が新しい学びと結びついて
体幹として自分の中に落とし込むことができるので
より学びに深みが生まれてきます。
そして何と言っても人生の時間割に置き換えたら
お昼ご飯の時間の50代。

ランチタイムにしっかり食事を摂れば、
夕方までの活動がエネルギー不足にはなりませんよね。