「ふり」をしていた自分に気づかせてくれる。
誰もが持っている
「暗い部分」「弱い部分」
語りかけてくる文体
まるで自分のことを書いてくれている。
昨日は
【恥の多い人生こそ聖子上の道が開かれる。
太宰治の「人間失格」から「共感」について考察しよう！】
というエクスマ塾の藤村正宏先生の
オンラインセミナーを受講しました。
（藤村さんの御著書の一つ↓）
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陶芸はマインドフルネス！
天使を作る陶芸家カウンセラーの
辻本喜代美です。
太宰治の人間失格
この本を初めて読んだのは
いつのことだったろう？
おそらく最初に読んだのは美大生の時。
その後、20代の時に数回読み直している。
「恥の多い生涯を送ってきました。」
というあまりにも有名なフレーズから始まる物語は、
ページをめくるごとに
当時の私自身の「虚」の部分に触れ
嗚咽で喉が詰まるような思い出がある。
それは文頭にある
藤村先生の提示した考察
「ふり」をしていた自分と
「暗い部分」「弱い部分」
つまり、
一番認めたくない自分の陰が
フォーカスされてしまう作品なのだ。
陶芸家・アーティストという分類の事に
長年就かせていただいている私。
今はそれが出来る環境が本当にありがたく、
その恵に感謝しかない。
しかし、
太宰を読んだあの時の私は
心の底では色んなことに恥じていた。
でも、そんな弱さが見せられなくて
ステキな ふり
凛とした ふり
出来る ふり
いい子の ふり
たくさんの「ふり」をして、
めいっぱい背伸びをして
強がって生きていたのだ。
「ふり」の土台には
どうせ私なんかという枕詞をつけて
自信のなさや妬みなど。
劣等感で作った楔を
たくさん打ち込んで
強固にさせていた。
「ふり」は自身を傷つける。
早く手放してしまった方がいい。
「人間の本質は
このブログを読んでくれて、
天使を作る陶芸家カウンセラーの
辻本喜代美でした。
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