ボクが敬愛して止まない、ラーメンの鬼こと、今は亡き佐野実さんのお弟子さんの全国のお店を回るシリーズ。
今回は第9回です。
今回は再訪のお店ばかりで、まずは久々の訪問となった、神奈川県のJR青葉台駅から歩いて10分くらいにある、ラーメンフリーバーズさん。
細い道が入り組む住宅街に、突然表れる、ラーメン屋には到底見えない真っ青なアメリカチックな建物が見つかれば、それがこのお店です。
もともと、地元の方々で人気のお店でしたが、ボクがわざと開店間もない時刻に着いたのに、すでに数人の行列。
前には、スーツケースのゴロゴロを引いた、ラーメン屋には似つかない女の子1人客もいました。
このお店に入るのは、コロナ渦の前でしたから、かれこれ4年ぶりの訪問だったんですが、その間に、このお店には大きな事件がありました。
いやいや、お店に悪いことが起こったのではなく、実はSnow Manの目黒蓮さんが出演した、テレ朝のドラマ、「消えた初恋」の1シーンの撮影で使われたみたいで、それ以後、ドラマで彼が座った席が、「めめ席」と呼ばれ、ファンの皆さんが、その席に座り、彼がオーダーしたメニューを注文し、使った色のレンゲまで指定するという、「推し活」が、2021年のオンエア以降続いていたのでした。
ボクは、それをなんとなく知っていたので、平日の開店時刻間もない時間に行ったので、すぐに入れたのですが、休日はまだまだ行列があるみたいです。
ラーメンと、ジャニーズという、オタ界隈でも決して交わることのないオタと、普通に近所の常連さんが集う、このフリーバーズさんのカウンター席の面子は、なかなかカオスでしたよ(笑)。
さて、数分並んで、お店に入って食券を買いました。
今回は、塩ラーメンを注文。
920円とは、やはり値上げしてましたね。
ただ、前回は820円だったから、昨今の原料高でも、4年で100円しか値上げしていないのは、相当良心的です。
こちらが塩ラーメン。
何回も来ていますが、毎回盛り付けの配置が同じ。
当たり前ですが、キチンとした仕事ぶりが素晴らしいです。
麺は、本店のそれと同じく、表面が滑らかで、最初はちょっと茹で過ぎ?と思うような柔らかさなんですが、噛むと、中に1本芯が通っていて、これぞアルデンテという感じ。
ボクの好みの麺。
ちなみに、うどんも讃岐のようなコシの強い麺より、博多のちょっとコシのない麺が好きです。
スープは塩角が全く無い、繊細で優しい味わい。
味噌汁代わりに毎日飲みたい(笑)。
チャーシューは、豚と鶏の2枚。
鶏は低温処理されており、しっとりとしてみずみずしいです。
総合的にレベルが高い、毎日食べても飽きが来ない美味しいラーメンでした。
2軒目は、JR藤沢駅から歩いて5分ほどにある、ら塾さん。
ここは、お昼だけの営業で遠征組には来店のハードルが高いお店。
さらに、基本の醤油味の他に、味噌と塩が日替わりで提供されるんですが、この日は、たまたまボクのお目当ての味噌の日に当たりました。
超ラッキー!!
店主は、佐野さんの鵠沼時代のお弟子さん。
鵠沼時代は、醤油と並んでネギ味噌も看板メニューだったことを知っていたので、どうしても、ネギ味噌が食べたかったのです。
迷わず、これにしました。
1300円とはずいぶん高くなったものだけど・・。
ちなみに、このネギ味噌ラーメンですが、具材はネギだけでなくて、中に細長チャーシューとメンマが沈んでいましたよ。
というわけで、今回はこの2軒でした。
また、近いうちに遠征いたしますので、その日をお楽しみに。