ここ数日、ずっと世間の話題は野球世界大会のWBCですよね。
昨日は、チェコに勝って、これで3連勝。
準々決勝進出まであと一歩になりました(ほとんど当確)。
ボクは幼いころからの野球ファンで、ずっと見てきたのだけど、昔はサッカーのW杯のような、野球の世界大会なんて無かったし、日本一を決めるのが「日本シリーズ」に対し、メジャーのポストシーズンの名前が「ワールドシリーズ」とは、いささかむかっ腹が立っておりました。
それが、2006年にメジャーの統一機構がWBC開催を決定。
サッカーと同じような、野球世界一を決める国際大会を始めようとしたんですよね。
ただ、当初は収益の分配金など、ありとあらゆる取り決めが、メジャーリーグの利益第一で、まさに不平等条約だったんですよ。
でも、「不参加になると色々と不利益になるぞ」と色々脅されて、仕方なく出場した、侍JAPANは第1回、第2回と連続優勝。
溜飲が下がりましたねえ。
お金はほとんどもらえなかったんでしょうけど(笑)。
今回、第5回となったWBCには、日本が優勝したのをTVで観ていた、当時の野球少年たちが大きくなって、名を連ねているのが、世界大会を開催することの意義を感じましたね。
こういう世界大会で活躍すると、新しい人材の発掘に貢献しますからね。
これは、お金には代えられません。
ましてや、今回は日本人メジャーリーガーが沢山おりますから、世界レベルのプレーを生で観られるわけで、これは子供たちにとっては大きな出来事でしょう。
ボクのような大人でも、大谷の超早いスピードの打球を見て、普通に歓声を上げるのですから。
そして、野球マイナー国のプレーも素晴らしいですね。
日本と対戦した、中国・チェコの選手たちのプレイは、実に感銘を受けました。
チェコなんて、全員アマチュアですよ。
職場で有給取って、日本に来ているんですから。
取れなかった選手は、なくなく諦めたんだそう。
中には、来ている選手より、もっと優秀な選手もいたとか・・。
このまま、なんとか予選と準々決勝を突破して、アメリカ開催の準決勝・決勝も勝ち抜いて欲しいところ。
そんな中、日本に悲報が・・。
源田選手、骨折なんだそう。
本職のショートいなくなったぞ。
どうすんだよ、栗山監督。
だから、守りの上手い本職のショートをもう1人入れとけって言ったじゃん!
(代表メンバー発表の時から、古い野球ファンは、みんなここを指摘していたはず)
追加メンバーは、予選終了後に出来るみたいだけど、今から慌てて選ぶのも大変だし、選ばれる方も、出来上がっているチームに途中から加わるのは、もっと大変よね。
なかなか暗雲が立ち込めているのだけど、3大会ぶりの優勝目指して、なんとか頑張って欲しいです。