「Reframe 2021」神戸公演初日ですが、ライブを観た方の話によると、ある曲の時に、ライゾマティクスさんの演出にトラブルが発生。
舞台が暗転したまま、会場も無音の状態が続いたそうです。
PA卓の技術スタッフが慌ただしく動き、舞台監督の声が響く中、観客は全員、一切声を挙げることなく、ステージでポーズを取り、静止したままのPerfumeを見つめ続けていたそう。
これまでの経験から来る、「こんな事くらいでライブがどうにかなるわけが無い」という、絶対的な信頼感で、ステージ上のPerfumeと観客たちが繋がれていたからなんでしょう。
そして、本当に僅かな時間でトラブルを解決した、技術スタッフ。
無事に次の曲が始まった時、あ~ちゃんは何度も頷いていたそうです。
まるで、期待通りのハッピーエンドが訪れることを確信していたみたいに。
そして、この日のメインが、のっちさんの最後のMC。
今回のアクシデントに対して、技術スタッフさんたちの普段からの奮闘ぶりと変わらぬ信頼を切々と熱く語ったのちに、なぜか、かしこまった挨拶になってしまい、そこから爆笑劇の始まり・・・。
のち:「またこんな風にお話できたらいいですね。それではこれで失礼します」
かし:「え⁉ 電話なの? 今、電話してたの?」
あ〜:「(引き笑い)」
かし:「(爆笑)」
のち:「じゃあ、あ〜ちゃん(MCを振る)」
あ~:「電話代わった?」
かし:「(爆笑)」
経験則から想像するに、恐らく、のっちは、マジメに熱く語り過ぎたので、少し恥ずかしくなり、その熱を冷まそうと、軽いタッチで自身の言葉を終わらせようとしたら、図らずも笑いのツボを踏んでしまったのでしょう(笑)。
あいにくの雨でしたが、全国から沢山のPerfumeファンが詰めかけ、素晴らしいライブになったみたいでした。