日本経済新聞の8月30日夕刊の文化面に、先に行われた、『Perfume LIVE 2021 Polygon wave』のレビューが掲載されていました。
音楽ライター・黒田隆憲氏の寄稿です。
「Perfumeライブは総合芸術」
「最先端技術を手作り感覚で」
っていうのは、この方が考えた見出しなんでしょうか。
Perfumeライブをこういう一言で表現出来るなんて、実に的を射た表現で、まるでこっち側の人のようです(笑)。
でもね、ボクが記憶する中で、「Perfumeのライブは総合芸術!」って、最初に言ったのは、TFMの「スクールオブロック」の初代校長のやましげさん(山崎成範)なんですよね。
時は、2009年。
夏に開催された10代限定参加のフェス、「YOUNG FLAG (ヤング フラッグ)」に、『Perfume Locks』の講師だった、Perfumeも出演。
後日に、参戦出来なかった生徒のために、ライブ音源を番組内で公開したんだけど、共演したアーティスト(9mmやDragon Ash)は流したのに、Perfumeの音源だけは全面カット!
賢明な粒の皆さんは理由は分かりますよね。
Perfumeライブは、ほぼリップシンクなんで、音源だけ流すわけにはいかない。
そこで、やましげ校長が、Perfumeライブの音源をオンエアしない理由を、あの甲高い声で苦し紛れに叫んだのが、
「Perfumeのライブは総合芸術なの!(やましげVer.)」
当時は、「Perfumeライブ=口パク」って、数多の方角から相当叩かれていたんで、TFMさんが気を遣って、こういう措置にしてくれたんでしょうけど、やましげ校長の、Perfumeライブを例えるにしては、余りにも仰々しい台詞に、ボクは相当笑ったんだけど。
これ、音源持っている人いないかな?
善意が笑えるっていう、最高な喜劇だったんだけどね。
(もちろん、やましげ校長は真摯だったんですよ。 ボクは、やましげ&やしろ時代は、ほぼ毎日聞いていた)
これ以来、12年ぶりに、Perfumeライブを総合芸術と評してくださった、この黒田さんの記事には相当興味を持って本文を読みました。
そして、2段目の、「3人だけでステージに立つことを、Perfumeの『掟』としていた」って所で、こちら側の人間だと確信しましたよ。
「3人だけでステージに立つこと」は、色んなライターさんなら既に知っている約束事なんですよ。
ただ、その約束事を、『掟』と呼ぶのは、こちら側の表現でしょう?
黒田さん、自身のTwitterアカウントで、Perfume関連のツイートを沢山リツイートしていますから、我々に遊んで欲しいのかもよ(笑)。
リーバイス、買って送ってあげたら喜ぶかもよ(笑)。
そしたら、「ポリゴンウェイヴEP」たくさん買ってくれて、カモかもよ(笑)。