コーチェラ2週目にセットリストの変更はあるのか? | Perfumeとグルメの日記

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今週末は、コーチェラの2週目のステージが待ってるんですよね。
現地からの情報の投下を待っていた月曜日のお昼のドキドキ感から、全く時間が経ってないのに、もう2週目の心配をしなければいけないなんて、アメリカのショービジネスは厳しいですなぁ。
単に日程が詰まっているだけなんですが(笑)。



さて、1週目はなんとか成功したPerfumeのライブですが、YouTube配信が決まっている2週目のライブは全世界のユーザーが観ますから、1週目にゴビステージに集まった数千人の観客を満足させたものより、もっとハードな成功を収めなければいけません。
しかも、完全アウェーですから、より一層手に持つ刃を研ぎ澄まして挑まなければいけません。



そこで考えられるのは、2週目のライブでのセットリストの変更です。
現地の観客が撮影した動画を観るに、盛り上がった曲、そうでもない曲、色々感じました。
素人目線で申し訳ないですが、「あの曲は入れ替えたいなぁ」と思うのもありました。



でも、普通は一度決めたセットリストは変更しないもんなんですよ。
トップアーティストでも、ツアー中は一つのセットリストを通すもの。
だって、バンド同士で音を合わせ直すなんて、不可能に近いくらいに難しいですからね。



でも、チームPerfumeって、簡単に変えちゃうんですよね。
2015年公開の、「WE ARE Perfume」ご覧になった方なら分かるでしょう?



それも、あ~ちゃんの一存で変わるんですよ。
総合演出のMIKIKO先生に一言断り入れて、音響システムの方とやり取り済ませたら、もう変わってる(笑)。
こういうのは、バンド演奏してないことの強みなんですかね。



ただ、今回の「FUTURE POPツアー」では、ライゾマティクスの、踊るPerfumeとリアルタイムで同期させた映像演出がありますから、普通はこれがネックになって、セットリストの変更は無いはずなんですよ。



でも、ライゾマティクスなら、やっちゃうんだよなぁ(笑)。
というわけで、ボクは個人的にはセットリスト変えなくて良いと思ってますが、もしかして、チームPerfumeが変えるとしたら、どこを変えるのかを考えてみたいと思います。



まずは、1週目のセットリストのおさらい。  


STORY
FUTURE POP
エレクトロワールド
Tiny Baby
If You Wanna
FUSION
edge
だいじょばない
Fake It
FLASH



こうして振り返ると、改めて思うのが、「休むところが全く無い」ということ。
ずっと、フルに踊りっぱなしの曲ばっかりじゃない?
ちなみに、MCはラストの「FLASH」の前に、3人が短く英語で話した数分間だけ。
よく、脚が保ったね。
限界は超えていたでしょうに。
何時ぞやのテレビで語ってたように、この日のライブ終わりは、椅子に座ったまま台車で運ばれていたのかも。


このセットリストを、どう変えるのかですが、ボクが観た中で、当日の観客とミスマッチだったのは、「エレクトロワールド」「Tiny Baby」 の2曲だったんですよね。



前者は、始まりのサビ終わりの、日本なら一番みんなが声を張り上げる煽りが、アメリカの観客には「ポカーン」でした。
曲自体が受け入れられてないとは思わないのですが、日本のライブのノリをそのまま投入するのは、極めて危険だと思った次第です。



「Tiny Baby」は、以前の記事にも書きましたが、日本のファンは、iPhoneが映したPerfumeのアップのお顔にウットリですが、アメリカの観客は、Perfumeを我々みたいにアイドルとして見てませんから、やはり「ポカーン」としていたように感じました。



という事で、可能性は小さい事を前提に、「もしセットリストに変更があるのなら」とお題で、上記の2曲に変わる曲を考えました。



まずは、「Tiny Baby」に変わる曲ですが、恐らく、この曲は、Perfumeのダンスが緩やかですから、その役割は、セットリストの中の唯一の
休憩代わりの曲なんでしょう。
という事は、Perfumeが休めそうな曲から選びました。



それは、「マカロニ」。



Perfumeの事を好きだと公言する、日本の名だたるミュージシャンの多くが推薦するのが、「マカロニ」です。
普通のJ-POPのバラードのようでいて、実は骨の髄までブラックミュージックという、この変態さがウケているわけで、現地のアメリカ人も、この曲なら満足してくれるのではないでしょうか。
スタンドマイクだけでパフォーマンスしますから、休憩代わりに、ちょうど良い曲だと思うのです。



そして、「エレクトロワールド」に代わる曲ですが、みんなで一つのところで声を出すという、日本人的なノリをしないアメリカ人には、「心のスポーツ」「My Collar」のような、サビで一つのフリをさせる曲はもちろん、さらに極端に言えば、「チョコレイトディスコ」でさえ、馴染めないノリなのかも。



好き勝手にノリたい観客相手なら、ここは全米ツアーでもセットリストに入っている、「Magic Of Love」辺りが昇格するかもしれません。



あくまで、「セットリスト変更なし」を基本として書きましたので、あしからず。