これに参戦したのは、当然Perfumeが見たかったからなのですが、これと同じくらい、いやひょっとしたら、それ以上の熱で「札幌観光」が目的だったのかもしれない（笑）。
今や、「Perfumeのライブ」＝「観光旅行」になり始めているくらい、遠出が好きになっている自分がおります。
以前に、ここにも書きましたが、もはや地元のPerfumeライブでは全くテンションが上がらずに、わざと遠い土地のライブに申し込むようになっておりまして、地元の大阪ライブでの全くのテンションの上がらなさといったら、自分でもどうしようもない有様でした（あの時は夏風邪もひいてましたがね）。
というわけで、なぜかライブ前日から札幌に前乗りしてたっぷりと観光を楽しんだ２日間の日記のうち、前日までにアップしたグルメ以外の（あれでほとんど食べたものは書いているはずです）、スポットを今日は紹介していきます。
まずはこちらから。
札幌地下鉄の円山公園駅を降りましてバスに乗って約１０分。
着いた先は・・・
大倉山ジャンプ競技場です。
ここは昭和４７年の札幌オリンピックのジャンプの競技場で、今もラージヒル（当時は「90メートル級」と呼んでましたね）の競技で利用されております。
では、早速リフトに乗って、ジャンプ台のてっぺんの展望台に登りましょう。
上の写真の真ん中の山の麓の奥に真っ直ぐ拡がって見えるのが、大通りでして、その手前に見えるのグラウンドが、円山公園野球場ですね。
札幌ドームが出来るまでは、巨人の札幌遠征はこの球場で行われていました。
では、ジャンプの踏み出し位置に行きましょう。
写真ではイマイチ分からないかも分かりませんが、かなり急角度です。
もちろん、我々素人が実際にこの位置から、板を履いてこの角度を滑り下りる事は出来ませんが、実はこの急角度を体感出来るアイテムがあるのですよ。
それはなんと、帰りの下りのリフト。
ジャンプ台のてっぺんから、当然真っ直ぐに降りていきます。
もちろん、スピードはゆっくりですが、リフトは山の斜面の角度に逆らって、あくまで我々乗客の体を真っ直ぐに保とうとしますから、その分だけ、角度が急に感じられるのです。
これは怖かったですよぉ。
思わず、手すりを掴んでしまい、もう離せないというくらい。
ボクの前後のリフトからも、「キャーッ」っと悲鳴が上がっていましたからね。
下に降りて、ここに併設されている、「ウインタースポーツミュージアム」にも足を運んでみました。
アイスホッケーのシュートや、フュギュアスケートのターンなどの疑似体験が出来る有料ゾーンには今回は行かなかったのですが、色んな展示物があるフリーゾーンにちょうどこんな表彰台が置いてありました。
皆さんはどうか分かりませんが、ボクは恐らくこの後の人生で表彰台のてっぺんに登るような栄冠に輝く事はないでしょうから、ここは記念に金メダルの場所に登ってみましたよ。
こんな見晴らしでした。
なんと間の良いことに、ちょうど日の丸があるじゃないですか。
表彰式と国歌斉唱の疑似体験が同時に出来ちゃいました（笑）。
続いては、羊ヶ丘展望台に向かいました。
小高い場所から見る、辺り一面、緑地帯に覆われた見晴らしの良い風景は、まさに北海道でしたね。
そしてここには、「少年よ大志を抱け！」の言葉で有名な、かのクラーク博士の銅像が建てられております。
思わず、このクラーク博士に話しかけてみました。
「クラーク博士、ボクも今からでも大志を抱く事は出来ますかね？」
「大志を抱くには、やはりある程度若くないとねぇ・・・」
「しょぼん・・(´・ω・`)」
気を相当取り直して（笑）、隣接する休憩所やお土産売り場があるオーストラリア館に入ると、羊のリンくんのお家がありました。
なんかいつもお留守のような感じな佇まいですね。
実は、この土地では羊の放牧が成されているらしいのです。
北海道といえば、名物はジンギスカン。
さては、既に出荷・・・ry）
その他に、足湯に漬かったり、ちょうど夕暮れの時間帯でしたので夕陽も見る事が出来ました。
そして、市内に戻って来て、札幌テレビ塔に登りました。
すっかり夜になっていて、見晴らしは悪いのだろうなあと、あまり期待をしていなかったのですが、上から見るとそれなりに見応えはありましたね。
続いて、「日本名所、実際に見てのがっかりポイント」の上位にいつもランクされる、札幌時計台です。
その理由は、「思ったより小さくて地味」なのですが、これは、周りに大きなビルが立ち並び過ぎているからだと思うんですよね。
近代建築で高さ数十メートル以上のビルを周りにバンバン建てられたら、そりゃ明治時代に建てられた建築物の相対的評価は下がるに決まっているでしょうに。
でも、夜になって暗くなって、周りが見えにくくくなった時に訪れると、ライトアップされた、この札幌時計台もなかなかのオシャレスポットになってましたよ。
日付が変わって、札幌場外市場で寿司を食って、歩いて行ける札幌競馬場に行きました。
他のところに行くつもりだったのですが、北海道での開催は夏の２ヶ月だけで、しかも土日しか行くチャンスがないので、最近リニューアルされたので、この際行ってしまえと、５年ぶりくらいの競馬場訪問です。
やや日差しが強くて暑かったのですが、夏の芝生は本当に綺麗でしたねぇ。
さて、昔はボクは毎週のように競馬に身を委ねておりまして、血統やらなんやらと相当研究しておりました。
競馬場に行ったらパドックに行って、「馬を見れば勝ち馬はすぐに分かる！」なんて事もうそぶいていましたっけ・・・。
もう競馬をやらなくなって何年も経つのですが、そこは「昔取った杵柄」で、いっさい競馬新聞なんか見ないで、自分の見た目だけで判断して勝ち馬をチェックする事にしました。
その結果、一番良く見えたのがコイツ。
８番のモエレベローチェ。
馬券も買いました。
さあ、スタート！！
結果は？
なんと！
１１頭立てで１１着・・・・
もう競馬辞めまーす・・・・（泣）
帰りにＨＴＢのキャラクターのＯＮちゃんがいましたよ！
地元の子供たちに大人気！
横にいるのに一切無視されたＪＲＡのターフィーが拗ねる拗ねる（笑）。
ライブ終わりのジンギスカンオフ会の二次会で行った、ＢＥＴＴＹさんというお店にある、Perfumeのサイン入り絵本の画像で今日は締め。
2008年ですから、恐らく「Baby Clusing Love」のプロモで訪れた時の取材ではないかと。
（このお店が選ばれた事の背景を聞いたような気がするのだが、この時にはサッポロクラシックビールのせいでかなり酔っていたので全く覚えておりません）
絵本にこんなにしっかりとサインを書いてくれるなんて、やはりPerfumeは誠実な振る舞いをしておりますね。
昔のサインはもう今は見られませんから、かなり貴重ですね。
以上、こんな感じで札幌の観光は終わりました。
この滞在中に、Perfumeスタッフからのツイートで、札幌のプロモーターさんからの差し入れが紹介されてました。
ツアータイトルの、「ぐるんぐるん」にちなんだ今回の差し入れは、リトルジュースバーさんのいちごけずりだったようです。
ここのお店は、泊まっていたホテルの目と鼻の先だったんですがねえ。
情報をキャッチした時はもう空港の中でした。
（このお店のリンクはこちらから）
こんな感じで、札幌の２日間は終わりました。
気候にも恵まれて、少し暑いくらい。
すっかり日焼けして帰って来ました。
食べ物も美味しいし、自然に沢山触れられるし、また、すぐにでも伺いたい街でした。