山下達郎コンサート ~Performance 2011-2012~ @びわ湖ホール | Perfumeとグルメの日記

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アンコール前のMCで本人から、「ブログにネタバレを書くな!」と釘を差されたので(笑)、簡潔に書きますね。




まず、会場のびわ湖ホールが素晴らしい。
オペラホールのような造りで、ステージの脇までUの字にスタンドが囲んでるし、アリーナは最後方まで緩い傾斜になっていて、どこから見ても凄く見やすい構造になっております。
一発で気に入りました。




さて、コンサートの中身ですが、古今の曲を織り交ぜていて、最近出たアルバムを買ってなくても充分に楽しめる内容。
(でもアルバムは買ってね…笑)




達郎氏は御歳58歳なんですが、声の伸びの素晴らしい事といったら!
曲の最中にフェイクやシャウトをどんどん入れるんですが、これが最高。
人間の声に勝る楽器ナシですね。
これでも本人曰わく、「ツアー7カ所目にしてようやく30代の頃に声が戻ってきた」そうです。
マイク無しで歌った所があるんですが、その時の方が声の伸びと張りの素晴らしさが分かりましたね。




さて、MCでのパフュネタですが、そんな大した事ではなくて、レコーディングの今昔の比較の話の中で、



「今は昔と違ってコンピューターが導入されたから確かに作れる音は無限に増えたんだけど、その代わりCDの音をライブで再現できない事があって、今回のアルバムの中でもCDに入っているシンセベースの音のピッチが、ステージで生で演奏する音と合わなくて、これじゃ『出来損ないのPerfume』みたいになっちゃうから止めた」


と、いう感じでした。




観客のメイン層は50代だったんだけど、ある程度笑いは起きていたから、この年代にもその名前と、『Perfume=コンピューター音楽』の認識が行き渡ってるんだなぁと感じました。




MCを含めて3時間以上のお得感たっぷりのコンサートでした。
やはり山下達郎は音楽の職人ですね。