3D日本語吹き替え版を見ました。
まずは、さすがにピクサーだけあってか3Dの技術が高くて、映像が完全に三次元に見えました。
何かが飛び出して来る!とかじゃなくて、普通のシーンでも映像に奥行きがあるのがはっきり判るという感じです。
次に「ポリリズム」ですが、直前までフルボリュームで流れていたWeezerの「You Might Think」に比べると、うんと控えめな音量で(笑)、Aメロの繰り返しばかりでポリループはなし。
あれだと劇中のポリの音色に引っ掛かる世界のお客さんはほぼ皆無かと…。
エンドロールではフルで流れましたが日本版のみですからね…。
肝心のストーリーですが、「カーズ」で涙した者としてあえて言わせてもらうなら、「カーズ2」は泣ける映画ではないと思われ。
この映画をボクなりに題するならば、
「メーターの一人弥次さん喜多さん」
としときます。
今回はレースを通してストーリーを展開させていた前作とは全く違っていて、マックイーンのレースシーンは殆ど見せ場ナシで、世界中でドタバタ劇を繰り広げるメーターがフューチャーされていて(エンドロールでは先頭がメーター)、1とは別のお話だとして見るのがよろしいかと思います。
最後になりますが、日本版のメーターの声はぐっさんがやっていて、それは凄く上手かったので何の文句もないのですが、声のキャラが少し強過ぎて、「カーズ」のメーターと少し違うように感じたんで、オリジナル版の声でもう一度メーターを見てみたいです。