ライターの仕事報告です | 渡辺清乃の「生きる」とは「表現すること」〜可能性のドアを開き続けよう~

渡辺清乃の「生きる」とは「表現すること」〜可能性のドアを開き続けよう~

キャリア理論・ポジティブ心理学・レジリエンス・マインドフルネスをベースに、「あたま・こころ・からだ」のすべてにアプローチ。人の可能性を最大限に開き、未来を創るアクションにつなげます。

研修やセミナーの講師の話がいやに多い私ですが。

実は、ライターもしています。

雑誌とかWebの原稿を書いたりしているのですが……

今回は久しぶりに、ライターの仕事のご報告。


主に人材育成領域の方々が読まれている専門誌
『人材教育』の7月号で記事を書かせていただきました。
『人材教育』は、日本能率協会さんがネットで販売されているもので、
人材育成領域の方々で知らない方はいない、といっていいくらいの雑誌です。

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今回の特集は、「日本企業に今、必要な“主張する技術”」。

私は、企業事例の中の、小泉産業グループさまの取材をさせていただきました。
学習机、照明器具、美容家電などさまざまな商品を扱うメーカーグループです。
コイズミ学習机は子ども時代の憧れでした。

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小泉産業グループさまの人材育成体系は、
近江商人の三方よしをベースに、「道学」という人間の土台を作るものと、
「実学」というスキル教育の両輪で構成されています。
(両方大切ですよね)

近江商人の三方よしは、よく聞くフレーズではありますが、学びだすと本当に奥が深いそうです。
丁稚奉公のしくみも、まず最初は履物を揃えるところからスタートし、丁稚をしばらくしてから一回家に帰され、商売の才覚がありそうなものだけまた呼び戻されるのだそうです。
そんなところからスタートし、最終は自分で商売ができるような人育てをする…というのが近江商人。
(のれん分け、ってやつですね)

まだまだいろいろあるのですが……
とても興味がわいて、取材後に近江商人について学ぶべく、滋賀県へ日帰り旅行してしまいました。

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結構重い








さて、先ほどの「道学」と「実学」。

今ちょうど、『なぜ部下とうまくいかないのか』という本で読書会に参加しているのですが。
組織も人も変わることができる! なぜ部下とうまくいかないのか 「自他変革」の発達心理学/日本能率協会マネジメントセンター
¥1,620
Amazon.co.jp

あら、偶然にもこの本も能率協会さま……


この中に、「垂直的な成長」と「水平的な成長」というワードが出てきます。
「垂直的な成長」は、器を磨くこと。PCならOSをアップグレードすること。
「水平的成長」は、スキルを身につけること。PCならアプリをインストールすること。

そして、垂直的成長が浅いと、水平的成長も機能しないのですね。


これは、小泉産業さまの「道学」にあたるよなあ~。としみじみしたわけです。

垂直的成長を、ちゃんと扱っている企業さまは素晴らしいと思います。
なかなか、手が回らない面ですからね。




ネットからお求めいただけます、よろしければぜひお手に取ってみてください。