今日は午前中に訃報がありました…

西武は13日、清川栄治投手育成アドバイザーが5月5日に悪性腫瘍のため都内の病院で逝去したと発表しました。

 

昨季限りでファーム投手総合コーチを退任し、今季から現職に着任していました…

 

62歳でした。23年1月ごろから体調不良があった模様です…

 

清川さんは大阪商業大学から1983年にドラフト外で広島に入団。

左腕からのサイドスローで救援投手として活躍し対左打者のスペシャリストとして広島黄金期を支えました…

 

当時はまだリリーフと言えばクローザーが活躍していましたが…

 

本格的な中継ぎ投手は脚光を浴びていませんでした…

 

1986年には50試合に登板、5月26日にはプロ初セーブをマーク。

 

1987年は5月16日から7月2日まで29人連続で出塁を許しませんでした。

 

そして1988年4月20日の巨人戦(東京ドーム)において登板106試合目にして初勝利を手にしました。

 

1991年シーズン途中で近鉄バファローズへトレードで移籍

広島時代同様に左のワンポイントや中継ぎで活躍しました…


特に佐野慈紀→清川栄治→赤堀元之のリリーフ陣は凄かったです…

 

そして1998年に広島へ戻りましたが…この年に引退…

 

通算で438試合全て球宴での登板13勝10敗12Sでした。

 

438試合連続救援登板は当時の日本記録で

 

その後は2001年に西武の橋本武弘氏が526試合で更新し

 

2008年に巨人の藤田宗一氏が600試合で更新

 

2014年にソフトバンクの五十嵐亮太氏が823試合で更新し

 

現在は中日の岩瀬仁紀氏の879試合が2017年に更新し最高記録

 

日本ハムの宮西尚生投手が839試合となっています。

 

引退後は1999年から広島、2007年からはオリックス、

 

2014年からは西武で1軍、2軍の投手コーチ、育成担当などを歴任し…

 

現在1軍で活躍する髙橋光成や今井達也などを育て…

 

さらに昨年は支配下登録されて好投した豆田泰志らの育成に従事するなど手腕を見せてきました。

 

 

清川投手と言えば左のサイドハンド

過去に左のサイドハンドといえばリリーフでは永射保さんや角三男氏、先発は梶間健一氏のイメージがあります。

 

左のサイドハンドって今こそ日本ハムの宮西とかヤクルトの嘉弥真新也や巨人の高梨雄平などが思いつきますが

 

広島時代・近鉄時代も投げていた姿をリアルタイムで見ていますし本当に三振を取って抑えているイメージが強いです…

 

62歳と非常に若さで亡くなってしまったことは非常に残念です…

 

謹んでご冥福をお祈りしたいと思います…