まさか、とは思いつつ、「東電が除染土を再利用」の記事を読み、私は愕然としました。
福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」から出た除染土を東京電力が土地造成工事に再利用したというのです。東京新聞6月21日付け社会面に載っていました。
この9年間というもの、福島原発事故による放射性物質が身近な暮らしのあちこちにこびりついていることを、私は覚悟して(覚悟なんかしたくないのに!)受けとめて過ごしてきました。
新型コロナ騒動がきっかけで、この春から庭で畑を始めましたが、庭土にはまぎれもなく福島原発から飛んできた放射能が存在します。だからこそ、せめて少しでも放射能を軽減できないものかと、深く深く土を耕しました。
環境省が進める除染土の再利用計画について、私は以前から気になっていました。小泉進次郎環境大臣が、植木鉢に除染土を再利用したというニュースを見たときには、心底ゾッとしました。
除染土の再利用・・・悪魔の所業です。
ところがこの記事によると、東京電力はすでに再利用してしまっていました!その利用先については「関係者に迷惑が掛かるので答えられない」そうです。そして東電は自らの再利用事業が「民間事業」であることを理由に、法的には問題ないと!
またしても東京電力による裏切り行為です。
原発事故由来の放射性物質とは、不本意ながら、これからも半永久的に付き合っていかなければなりません。だからこそ私たちの知らないうちに、除染土がなし崩し的に再利用されていくこのようなやり方を断じて黙認できません。