私ね、今日自分の気持ちを紙にね

書き殴ってみたの


思ったままに

頭に浮かぶ言葉を

そのまま書き殴ったの




そしたら


あの時の

あなたが私に向けた背中の意味が

少しだけ

理解できたのかもしれない




私はね

あれだけ激しくケンカしたあとに

私に背を向けてしまった

あなたをみて


私の存在に

あなたは背を向けたんだと思ってたの




あなたの中には

私への憎しみしかないと思っていたの


私の存在に背を向けたいほど

憎いんだと思ってた




でも


あなたのあの背中は

きっと私を守ってた



自分の中の黒い感情から紡がれる言葉の刃が

私へ決して向かないように

私を傷つけてしまわないように


あなたはきっと

必死に耐えてた




私の中の黒い感情が紡いだ刃は

きっとあなたをズタズタにしてしまったのに




とてもとても痛かったはずなのに

震えるほど痛かったはずなのに



それでもあなたは

何も言わず

一人で必死に


必死に耐えてた





ずっと私を守ってきてくれた背中なのに

こんなにも守ろうとしてくれる背中なのに



私の中の黒い感情は

容赦なくあなたを刺した


あなたが震えるほどに深く


とても鋭く

刺した





どうして?


痛いっていいなよ

ふざけんなよっていいなよ


私をその黒い刃で

容赦なく刺しなよ



どうして、

私は守られる価値なんてない



こんなにもあなたを傷つけてしまったのに



どうして

もう耐えないで、もうほんとに


あなたが壊れてしまう



私はあなたにそんなに守ってもらえるほど

善人じゃない



あなたが私を守るために向けたその背中は

私への憎しみに満ちていたと思っていたのに


私の存在さえ見たくないと

それほどに拒絶していたと 思っていたのに



お願い


もう私のために

あんなに深く刺されたのに



もうこれ以上

私のために


声を殺して

ひとりで耐えないで