「春の3時間スペシャル」というのを今、目の前で
放送しているところなのだけど
その中でプロ・アマ合唱団の聞き分けというのがあった。
課題曲は『ふるさと』

真剣に合唱と向き合っている人にはすぐに
Aがプロの合唱団だとわかったはず。
だけど、本当にうまかったのはBのママさんコーラスのほう。

多くの芸能人たち、特に、本物・良いものを聞き分ける力がある
宝塚スターや歌舞伎役者がBを選んでいた。
それで正しい、本来はプロが上手いと思うのは
妥当なことだからだ。
そして正解はAだと知らされ、Aを選択した芸能人は喜び
Bはがっかりしていたことを私は非常に不思議に感じた。

Aは譜面通りにただ歌っただけ。
「全員が音楽大学の卒業生で結成されたプロの合唱団」と
紹介されていたが、どちらがAかと聞かずとも
ただそつがない演奏をしようとしている曲に対する姿勢が
歌に織り込まれて聞こえて来る。
だから一瞬でAがプロだとわかった。

Bは歌詞の意味を理解し、それを聞く人に伝えよう
&故郷を思い出し、なつかしいあたたかい気持ちになってもらおう
そういうことを表現しようと情熱を持って歌っているのが感じられた。
だから、私はBがアマチュアだと思った。
全体の声のあたたかみもAより勝っていた。
それに、高音の伸びはBのほうが生き生きと伸びていたよね。

Bの歌にはお金を払える。
Aの歌はお金をもらっても聞きに行く時間がもったいない。

最後にAのプロ合唱団のほうの代表が
プロとアマの違いについて語っていたが、
「そうではなくて是非ともBのリーダーからのコメントを聞きたい」と
感じたのは私だけではないはずだ。