私は道徳会館というあまり知られていない宗教一家で育ちました。

宗教一家なので家には道徳会館から買った弥勒菩薩像をはじめ「公式」宗教グッズがかなりあります。

はっきり言って今ではそのグッズは気持ち悪いとしか思えないですが、それ以上に我が家には怪しげなものが多いです。

それはアムウェイの商品全般や水素水、健康食品、高額エステ、情報商材などなど。

まともな人ならお金を払う前に警察に通報するレベルの物もあります。

なぜ新興宗教とマルチ商法やスピリチュアル商法などの怪しいビジネスは親和性が高いのか自分なりに考察してみました。

 

新興宗教やマルチ商法に嵌る人の特徴

・まず勉強が苦手

・自分でものを考えることができない。

・分からないことを調べることが苦手

・「耳当たりの良い話」が好き

・相談できる第三者が存在しない。

上記5つの理由によって新興宗教信者はマルチ商法、スピリチュアル商法を受け入れると考えます。

1つずつもう少し細かく考察してみます。

 

・勉強が苦手

 まず知識がない人間は新興宗教、マルチ商法には危険なものが多いという認識を全く持っていない。

 

・自分でものを考えることができない

 思考停止している人は相手の言うことの矛盾に気づくことができず、相手の言うことを鵜呑みにします。

 例えば道徳会館では「玄関」という目と目の間にあるチャクラを開く儀式があります。

 普通の人はその儀式に関して「アホくさ」「インチキ」「お笑いのネタ?」という感想を持ちますが、信者はそれを鵜呑みにした人たちです。

 

・疑問点、分からないことを調べない

 なにか分からないことが有っても自分で調べません。

 そもそも疑問すら持たないレベルの人も多いです。

 宗教はなにか疑問に持つこと自体が違法行為です。

 例えば「弥勒菩薩って本当に人を救ってくれるんですか?」って疑問は絶対に許されないのです。

 

・「耳当たりの良い話」が好き

 適当な成功談でも作って聞かせてあげるとすごく喜びます。

 「あなたは理解が早くてすごい」「普通の人は気づいていないのにあなたは気づいている」「これは新しい価値観なんですよ」

 こういうことを合わせて言っておけば効果的です。

 

・相談できる第三者が存在しない。

 宗教に嵌っている人は宗教外の人間関係はかなり希薄です。

 勧誘して止める人がいないのは勧誘する側にとっては好都合です。

 

 

 

アムウェイの商品を仕入れてしまって勧誘が上手く行かず、買ってくれる人が居ない人は新興宗教に足を延ばしてはいかがでしょうか?

現在、SNSやYouTubeで元FDDがアムウェイのヤバさや製品の品質を暴露する地獄絵図と化しているアムウェイ界隈では一般人を対象にしても厳しいのが現状です。

しかし新興宗教の信者相手ならうまく行く可能性大です。

マルチ商法でなくても新たに占い師などを名乗って近づくのも良いかもしれないです。

 

とは言え既に新興宗教は色々とやばい方法で金もうけを企む連中がゴロゴロしてるのでうまく行く保証はないですが。