昔私が所属していた道徳会館では弥勒菩薩を信仰の対象としています。

そもそも弥勒菩薩とはどんな神様か?

 

仏教の世界ではブッダの次にブッダになると言われているお方です。

ブッダの死後57億年後にこの世に現れて世の中を救済すると言われています。

(ただ57億年というのは宗教によって解釈が異なり5億年だったり4000年だったりするそうです。)

 

 

↑弥勒菩薩      ↑布袋

 

この弥勒菩薩は後に布袋様として世の中に現れ、同一の神様と見るという解釈があります(見た目は全然違いますが)。

道徳会館ではその説を採用して信仰の対象は画像右側の弥勒菩薩(布袋様)となります。

 

 

ちなみにこの弥勒菩薩ですが誰でも無条件で救ってくれる気前の良い分かりやすい神様なので新興宗教の神様としてよく利用されています。

救ってくれる神様を置き、うちの宗教に入って勉強しましょうと言えば宗教団体として最低限成立です。

逆に信じるものしか救わないタイプの神様だと他の宗教を否定したり禁止事項や決め事が多くなり、それに伴ってトラブルも多くなる可能性があり宗教団体運営にも影響が出まくります。

 

もし神様にこだわりが無く宗教を立ち上げたい人はとりあえず弥勒様を置いて「誰でも救われます」と言っておくと良いでしょう。