こちらは上灘駅の下りホームです。線路1本分の待避線、あるいは機回り線の跡があります。いつ、線路がなくなったのかは、いくらネットで調べてもわかりませんでした。上灘駅は昭和7年の開業時には終着駅で、その後、昭和10年に予讃線が長浜まで延伸したので、短い期間だけ使われたのかもしれません。

 

ホームの待機線跡側は、ご覧の通りのスロープになっているのですが、この角度をどのくらいにすればいいのか、写真毎に印象が異なるので、けっこう悩みました。

 

こちらは長浜側です。

 

ホームの使われていない部分は、高さが以前のままなので、ホームとスロープがツライチになっています。

 

まずは地面を1.2㎜の厚紙でかさ上げします。

 

上灘駅のホームはゆるやかなカーブを描いています。カーブしたスロープを発泡素材の塊りから切り出すのは至難の技ですが、前作のプロジェクトSHIMONADAのその99で使った方法だと、わりと簡単に作れます。まずはダイソーのカラーボード(実測9.5㎜厚)を20㎜幅に切り出して、8㎜間隔の線を引きます。

 

サクサクと切り出して、底辺20㎜、高さ8㎜の直角三角形(正しく言うと三角柱)を作ります。

 

これを木工ボンドで並べて貼っていきます。

 

貼りました。

 

こんな感じになります。

 

地面シートをカットします。

 

裏に鉛筆でケガくこともできます。

 

木工ボンドをたっぷり塗って、貼っていきます。曲面にもフィットします。