上灘駅の駅舎を作ります。

 

以前からこのブログを読んで下さっている方はご存じのとおり、小生のつくるストラクチャーには本物の窓がありません。いずれも実物写真の印刷で表現してあるので、誰でも簡単に実感的なものが作れてしまいます。ただし、この製作方法で問題になるのがストラクチャーの主役たる駅舎の待合室で、前作の下灘駅の待合室は、窓からの光が入らないため真っ暗です。せっかく作った内部がほとんど見えません。

 

実はダイソーの100円LEDライトを内部に仕込んで、写真撮影の際に明かりをつける、というのを考えたのですが(プロジェクトSHIMONADAのその508で紹介しています)、なんだかイマイチだったので、結局、採用しませんでした。

 

そこで今回の駅舎については、待合室の窓を切り抜くことにしました。幸い、大きなアルミサッシなので、工作はさほど難しくなさそうです。以前作ったパイロットモデルの窓を切り抜いて、様子をみています。

 

あと、パイロットモデルを作ったときは時代設定を2004年5月にしていたので、待合室の壁は実にあっさりしています。最小限のポスターしか貼っていません。

 

こちらがパイロットモデルをつくったときの部材です。

 

その後時代設定を現代(2022年か2023年)に変更したので、そうなると待合室の壁はこちらのようにせねばなりません。

 

というわけで、待合室の壁を変更します。上の写真をアフィニティフォトに取り込んで、ざくっとトリミングしてから、明るさを調整しました。

 

「フィルター」の「ゆがみ」の「パースペクティブ」で画角を修正しました。

 

チマチマと不要部分を消去しました。見えにくいのですが、網の目になっている部分は、実際は透明です。これをPNG形式で保存します。

 

こちらができた部材です。透明部分は黒になっています。他の壁でも同じ作業をやります。

 

こちらは2023年12月の撮影です。待合室入口の右側にも、ポスターやパンフレット、手書きの時刻表が貼ってあります。

 

こちらの写真を使いましょう。

 

同じくアフィニティフォトで不要部分を消した素材をつくりました。

 

できた素材をパワーポイントに取り込んで、2023年バージョンの設計図ができました。

 

次回から組み立てます。