引き続き駅舎前ホームの構造物を設計しているのですが、いろんなものが複雑に配置されていて、うまくいきません。

 

こういうときは、写真からいきなり設計するのではなく、ノートにスケッチをしてみます。理解できていないと絵は描けないので、頭の整理になるのです。こちらは悪戦苦闘の跡です。

 

これをパワーポイントで設計図にするのですが、いろんな矛盾が出てきてうまくいきません。空間認識能力、というのでしょうか、小生には頭の中で立体を平面に変換する能力が、欠けているのかもしれません。そこでITの力を借りるべく、3D設計ができるFusion360をダウンロードしてみたのですが、難しすぎて全く歯が立ちません。使いこなして3Dプリンターで複雑な車両を作る諸兄が神に見えます。

 

行き詰ってしまったので気分転換に、厚紙を適当に切り出して、パイロットモデルをつくってみました。すると、これが実によいのです。ずらしたり、いろんな角度から見たりできるので、修正すべき点がよくわかります。

 

こんな感じになります。

 

ついでに駅舎前のプラットフォームも試作しましょう。

 

駅舎前のホームは1段低くて、しかも敷石が線路側にハミ出ていないので、印刷したコピー用紙を10㎜厚のカラーボードに直接貼ります。

 

こんな感じになります。

 

上りホームの残り部分も作ってしまいます。すでに下りホームでご紹介した工法です。上面を貼った1㎜の厚紙を切ります。

 

幅が上面より0.5㎜狭い、カラーボードを切り出しました。

 

0.5㎜の厚紙でかさ上げします。

 

側壁を貼ります。

 

敷石の側面を貼ります。

 

断面をレタッチします。

 

次回は設計図を仕上げて、この部分をちゃんと作ります。