今回も備忘録的記事で、全然面白くないことをご容赦下さい。下灘駅の駅本屋はホームとツライチの高さにあって、しかも旧県道に向けてなだらかな上り傾斜があります。従来なら紙粘土やプラスターで表現するところですが、今回は紙とスチレンボード(実際はもっと安価な100均素材)だけで作ることにこだわってみました。

 

ダイソーの10㎜厚カラーボードです。450×300のものが100円ですから、よい時代になりました。「急がば回れ」で、パワーポイントでテンプレートを作りました。

 

駅本屋側のテンプレートです。

 

カラーボードに少量の木工ボンドで数か所を仮止めして、カッターでサクサクと切り出します。工作の容易さは木材の比ではありません。

 

こちらは旧貨物ホーム、現在の自転車置き場のテンプレートです。手前側はけっこう微妙なカーブになっています。

 

切り出しました。

 

仮置きすると、こんな感じになります。

 

コピー用紙に印刷したホーム側壁のパターンを貼り付けます。

 

仮置きしています。

 

勾配になる部分に、2㎜厚のカラーボードを貼ります。形は現物合わせで決めました。

 

わかりにくい写真で恐縮ですが、貨物ホームは勾配があって一段高くなっています。

 

これを1㎜の厚紙で表現します。

 

木工ボンドで貼り付けました。

 

お恥ずかしいことに設計ミスをしたので、1㎜の厚紙を15㎜延長しました。あと、スチレンボードを薄く切って、勾配部分を表現します。

 

こちらも現物あわせで切り出しました。本来であれば、設計時点でテンプレートに入っているべき部分です。

 

2㎜厚のカラーボードを貼り付けます。

 

さらに1.3㎜の厚紙を貼り付けました。

 

三角形の1㎜厚紙を継ぎ足します。これも本来であれば、テンプレートに入っているべき部分です。さくさく作っているようにみえますが、このあたりけっこう悩みながら作っています。

 

仮置きしてみました。

 

(長くなったので次回に続きます)