先週末、帰省のついでに下灘を訪ねてきました。たぶん7回目の訪問です。九州の西側を抜けた台風13号と関東に向かう台風15号(被害にあわれた方にお見舞い申し上げます)の狭間だったのですが、幸いにも瀬戸内は好天に恵まれました。松山駅から往復1,100円、映画や美術展よりお安く楽しめるお手頃エクスカーションです。ただし、東京からの飛行機代を考えると全然お手頃ではありませんが。
1つ手前の上灘駅にて。ここで上り列車の待ち時間があると、上灘駅も取材できます。この写真は勝手に線路に降りたわけではなく、渡線路からの撮影です。列車はキハ54の単行でした。
上灘も魅力的な小駅なので、いつかは模型化してみたいと思うのですが、下灘セクション完成がまだまだ先なので、いつになるやらわかりません。
下灘駅にやってきました。駅前の庭にはお花がいっぱいです。地元の方が丁寧に手入れをしているのでしょうね。
ホーム上屋を、柵の後ろ側から撮影してみました。空と海の青と、雲の白と、緑が映えますねえ。
爽やかにみえますが、実はとても暑いです。
これまでに散々取材をしたので、もはや新しい発見はないのですが、今回は駅本屋2019年バージョン製作のために、待合室にあるポスターや告知の類を、1枚ずつ撮影してきました。2013年バージョンをつくるときに写真の補正に苦労したので。
郵便ポストが古いタイプのものに変わっていました。伊予市だかJPだかわかりませんが、なかなか粋なことをやりますね。ただし、小生の知る限り、かつてここにこのタイプの郵便ポストが設置されたことはありません。しかも、模型化はかなり面倒です(36年前に「国鉄箕面線白島駅」用にプラ材でつくったことがありますが、たいへんでした)。まことに余計なことをしてくれたものです。
何と、切符売り場が開いていました。週末限定で、下灘駅記念乗車券とグッズを売るんだそうです。9月28日までだとか。記念乗車券は往復分が1,100円と定価なのですが、松山から片道分をすでに買っていたので、あきらめました。松山駅のみどりの窓口でも売ってたそうですが気付きませんでした。ううう、残念。切符売り場の後ろ側は板壁でしたが、今回のためにそうしたのか、以前からそうなのかは、係員のおにいさんも「ここの者でははいので」とご存知ありませんでした。
伊予灘ものがたりがやってきました。
いつかは乗ってみたいのですが、ふらっと駅に行って切符が買えるわけではないので、いつも指をくわえて眺めるだけです。
ところで、ホームにビデオ用の三脚を立てようとしたら、ボランティアを名乗るおにいさんから「危険なので三脚は使わないでください」と言われてしまいました。「JR四国が正式にそういうルールをつくったんかいっ」と言おうかと思ったのですが、大人げないのでやめました。おにいさん、一生懸命やってらっしゃるし。トホホ、下灘駅で動画の撮影ができなくなっちゃいましたね。