爽やかな青空が広がる日曜日です。よい季節になりましたねえ。そんな中、部屋にこもって進めているプロジェクトSHIMONADAですが、ストラクチャーの標準工法が定まってきたので、工作が加速してきました。つまり、ウンウン考えている時間より、手を動かしている時間が増えてきた、ということです。
 
今回は、駅を出てすぐ右手にある2軒のお宅のうち「オレンジの家」をつくります。1階部分がコンクリート造り、2階部分が木造になっているこのお宅、玄関がないので、左隣の建物と中でつながっているのだと思います。
 
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いつものようにコピー用紙で試作品をつくりますが、ふにゃふにゃで扱いにくいので、裏に0.4㎜厚の工作用紙を貼り付けてから、切り出してみました。ただし、結果としては失敗で、紙の厚さを考えた設計になっていないので、組み立ててもきれいな直方体になりません。あちこちにひずみができてしまいました。
 
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どっちみち試作品なので、かまわず進めます。
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標準工法で、屋根を組み立てています。瓦パターンは以前作ったものですが、若干明度を落として変化をつけました。この作業が5秒でできるのがデジタルの強みです。
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こちらも標準工法で、屋根の棟を組み立てています。木工ボンドはつまようじを使って塗ると、具合がよいです。
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できましたが、なんだかガッタガッタです。角の折れ目はクレヨンでタッチアップしましたが、さすがにこの大きさの折り目はありえないですねえ。続けて本番モデルをつくるのはしんどいので、ひとまずこれで完成、ということにしておきましょう。あと、2階の手摺は、最終的にはエッチングパーツを使うことになるのでしょうが、何とか小学生がつくれるお手軽な技法を開拓したいものです。
 
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なお、この界隈には長府製作所のボイラを導入しているお宅が多くて、これが下灘の模型にはなくてはならないアクセサリー(?)なのですが、小生が体得してきたストラクチャーづくりの技法とは全く異なるスキルを要求されるアクセサリーなので、頭を抱えてしまっています。真鍮工作の名人である諸兄がつくったら、いいのができそうですね。
 
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勢いが乗って来たので、続けて、左隣のお宅もつくってしまいましょう。