前回のブログで、「夜な夜な・・・工作を続けています」と書いちゃったのですが、実はこれにはかなり誇張があって、平日の夜は終業後、ついつい赤提灯に足が向かってしまうし、真面目に帰宅したとしても夕食でハイボールをカポカポと飲んでしまうので、工作がほとんと進みません。といいながら、今宵は明日が祝日でお休み、ちょっと興味深い工作を思いついて、試してみました。
 
このブログをみてくださる皆さんは、かなりのシリアスモデラーだと思うので(でなければ「米国型鉄道模型とモダンジャズ」なんていう、マイナーな名前のブログは訪問なさらないですよねえ)、車種が少ない上に自作も難しいZゲージをやってらっしゃる方は、まずいらっしゃらないと思います。小生もこれまで、Zゲージなんて、まったく興味を持っていませんでした。
 
ところが、ストラクチャーの試作品をみながら、ふっと思ったのです。150÷2200.6818。出来上がったNスケールの図面を68%に縮小してプリントアウトすれば、Zゲージのストラクチャーができちゃうんじゃなかろうか。で、さっそく試してみました。小生、ストラクチャーは誰もが持っているパワーポイントで作図しているので、やるべき作業は、印刷設定を68%縮小にするだけです。で、印刷から10分後には、ご覧の模型ができました。使った工具はカッターと定規とピットのりだけ。下灘駅から長浜方面にすこし坂を上ったところにある民家の車庫兼倉庫で、左がNスケール、右がZスケールです。我ながらその簡単さに驚きました。デジタル、恐るべしです。あ、一応いい訳をしておくと、なんだか紙がへろんへろんなのは、普通のコピー用紙を使っているからで、今後、紙質や補強方法を研究しようと思っています。窓の上のひさしなど、ディーディルも多少増やすつもりです。
 
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で、さらに調子にのった小生、同じ図面を(おそらく)世界最小スケールであるTゲージ(1/450)にして、プリントアウトしてみました。しかし、これはいけません。ご覧のとおり親指の爪に乗るサイズで、老眼の小生、とても切り抜いて組み立てる自信がありません。仮に何とか作れても、小さすぎて鑑賞できないです。
 
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お気づきのとおり、逆に拡大すると、HOやOも簡単にできてしまう、ということになります。ただし、Nを前提に設計しているので、大きくする場合は、いろいろディーティルを追加してやる必要があるでしょうね。
 
いかんいかん、まずはNゲージ版の完成を目指さないと、横道にそれていたら、いつまでたってもバーチャルなままで、リアルな模型が完成しないです。