(その26の続きです)
 
アイフォンで遊ぶ
 
以前、アイフォンを通常はカメラの入れないセクションの地面につっこんで、バチバチとデタラメにシャッターを押す方法をご紹介しましたが、今回の帰省でも何枚か面白い写真を撮ってきました。
 
アイフォンは横ではなく、縦に突っ込むほうが、狭いところに入れます。ただし、縦だろうが横だろうが、ピントはなかなか思ったように合いません。下手な鉄砲だと思って、数を打ちます。あと、近づきすぎてもピントが合いませんが、これはちょっと離して、ズームで撮るとうまくいきます。なお、写真はいずれもトリミングしていることを白状しておきます。オリジナルは1,200万画素もあるので、多少トリミングしてもヤフーブログ掲載の最大値である2メガを下回ることはまずありません。
 
1枚目の写真です。これまでどうしてもピントが合わなかった白島郵便局の局員さんに、やっとピントが合いました。フィギュアの身長は12ミリ足らずなのに、何となく顔の表情まで判るから、プライザーの技術はたいしたものですね。さすが、フィギュアだけで食っているだけあります。無骨な郵便ポストは自作です。真鍮線でつくった自転車の車輪の内側がシルバーに塗ってあるのは、我ながら芸が細かいです。肉眼ではみえなかったのですが、こうして撮影するとホコリがひどいですね。
 
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キハ20の正面です。エアホースがない、などど、無粋なことを言ってはなりません。35年前にはそんな加工をする人は誰もいなかったのです。上回りは、1970年の初回発売時の金型にしては、えらくよく出来ていると思うのですが、下回りは、うーん、相当なガニマタだし、タイヤの肉厚が凄いです。とはいえ、完全なスケールモデルにしようと思ったら、軌道を7.1ミリにするだけじゃなくて、タイヤ幅やフランジ高さも、相当小さくせねばならないだろうし、レールもコード45を使うのでしょうね。そうなるとまともに走らせるのがすごく難しくなりそうなので、今の規格は規格として、よくできているのかも。

 

 
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今回設置した貨物上屋ですが、うーん、いかんですねえ。ウエザリングしていないので、新築まるだしです。「汚す勇気」が必要です。技法を研究・確立しなければ。

 

 
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貨物上屋の横にある防火用水です。市販パーツのない時代だったので、3ミリ径の木の丸棒に、細く切った紙を4本巻く、という涙ぐましい努力をしていますが、不細工なことこの上ないです。当然ながら「防火用水」の文字も白の点々です。なお、このあと銀河モデルからシャープな挽き物のドラム缶が発売されたので、ドラム缶づくりの苦行からは開放されました。何やらカーキ色のカバーがかかったものは、バルサの小片をアルミホイルで包んで塗装したものですが、もうすこし艶を抑えた塗装にしたいところです。

 

 
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じゃりン子チエのホルモン屋さんです。誰か150分の1で、チエちゃんとひらめちゃんとテツをつくってくれないものですかねえ。ただし小生は一応シリアスなモデラーですので、アニメチックなものではなく、リアルなフィギュアを。ちなみに、コバルさんのサイトをみていたら、「こちら亀有公園前派出所」の交番と両さん達のフィギュアが製品化されています。あまりレイアウト記事でみた記憶はないのですが、売れてるのかしらん。

 

 
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何度もご紹介した妻鳥太郎商店ですが、この写真が一番シャープに撮れました。為那都比古神社夏祭り奉納、小学生相撲大会の立て看板もばっちり読めます。大小とも写真の密着焼きを使った看板ですが、小生は昔からお習字が大の苦手なので「妻鳥太郎商店」の文字は、必死の思いで原画(?)を画用紙に書いた記憶があります。

 

 
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さて、長らくおつきあいいただいた、国鉄箕面線白島駅製作記ですが、そろそろネタが尽きてまいりました。いよいよ最終コーナーです。

 

 
(その28に続きます)