その25の続きです)
キハ20を撮影する
 
前回のC12に続いて、ディーゼルカーをのせてみましょう。35年前、写真撮影のために買って以降、ずっとタンスのこやしになっていたカトーのキハ20とキハユニ17です。ご存知、カトーが関水金属の名前で1970年に発売した名作で、何と今も同じものが売られているのですねえ。ずっと同じ金型を使っているのかしらん。新品でもずいぶんお財布に優しいお値段がついています。ちなみに小生のものは、可哀そうなことに、購入時にテストランして以来、走らせたことがありません。どうせ走らせないなら、ダミー車を買えばよかったかも。
 
さて、35年前の小生、一応屋根と前面をマッハのウエザリングブラックで汚して、Hゴムにパクトラタミヤのグレーを入れ、床下器機は艶消し黒で塗って何やら白い文字らしいものを書いています。今の知識でいえば、おそらくダーググレーやサンドの水性塗料を薄く溶いて、エアブラシでシュッとひと吹きすると、けっこうリアリティが増す筈なのですが、当時はエアブラシを持っていませんでした。
 
この模型、ウエザリングをしただけで手は全く加えていませんが、ネットで検索すると、カプラーを交換したり、エアホースを加えたり、インレタを貼ったりと、小生でもできることがけっこうありそうです。どんな部品を使えばいいのかよくわかりませんが、これから研究してみましょう。なお、前面のガラスは最新のハメコミ式ではなくて、ボディ厚の分だけ奥まっていますが、これは小生の技術ではちょっと直しようがありません。
 
レイアウトセクションに置いてやると、下手なりにウエザリングしてあるだけあって、新品のC12よりはうまく風景に溶け込みます。7月の鮮やかな緑に、国鉄気動車カラーが冴えますねえ。小生の育った四国は、無煙化モデル地区で、子供の頃から汽車といえばディーゼルカーだったので、小生自身にとっては何とも郷愁をそそられる写真となりました。
 
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(いつになるかわかりませんが、その27に続きます)