【自己分析】俺の作品で足りない要素は... | 狸穴の雑多ブログ

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映画や漫画等、色々な作品を見ていて、ふと思ったこと。

それは、

 

「自分の作品では、登場人物の精神的な"成長"の要素を全く描けていない」

 

ってことだね。

 

人気作品では往々にして、物語の中で

「立派になる」とか「トラウマを克服する」とか、"前向き"な意味での成長が描かれていますが...

たとえそれが、B級のお下劣作品やゲテモノ作品でも、よくよく観てみると"登場人物の成長が描かれてるな"と感じます。

 

例を挙げると、「バチアタリ暴力人間」というB級映画。

下矢印下矢印下矢印

 

主人公の映画監督が、撮影していた映画に映り込んだチンピラ2人組に因縁をつけられ、出演料をふんだくられた挙句に無理矢理一緒に映画を作らされるハメになるB級映画

結構エグいシーンも多いお下劣映画でもあるのですが、、、

気弱な主人公が、最初は無理矢理チンピラの暴力映画撮影に協力させられていたのが、徐々に暴力の快感・楽しみに目覚め始めて、

最後はチンピラ達以上にバイオレンスな人物になってしまう!

 

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悪堕ち」とか「眠っていたヤバい本性が目覚める」とか、一般には"悪"とされるもの・後ろ向きなものでも、"内面の変化"という点ではある意味"成長"なのかな、と。(あくまで"暗黒進化"ですがw)

 

どんなジャンルであっても、観る人を惹きつけるには"人間の内面的な変化"をちゃんと作中で描くことが必須なのかな、と痛感する次第。

 

 

現在投稿してる「愚物討伐」も、ヤラレのパターンや設定、ギャグ描写にばかり力を入れていて、登場人物の変化や成長について全く考えてきませんでしたorz

(ネフェルが修行で強くなるシーンはあるけど、そういう"戦闘力"的な話ではなくて、あくまで"内面的"な話ね。。。)

 

「闇落ち」「ヤバい本性への眼ざめ」等々、"負の方向の成長"を作中で描いてみるのも大事かもしれない。