【微ネタバレ注意】映画「ジョーカー」感想 | 狸穴の雑多ブログ

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こんばんは
 
さて先日、今話題の映画「ジョーカー」を見てきました!
 

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今回はその感想を書いていきたいと思います。

バットマン」のスピンオフ作品ということで、、アクション物・バトル物だと思って観に行ったのですが、、、(笑)
実際は全く違う、暗くて救いがないストーリーでしたね。。。

ですが、最後まで観てみれば、「これは今の世間でまさに話題沸騰だろうな~」と思う作品でした。
 
 
 
以下、軽いネタバレを含みますのでご注意ください
 
 
 
 
下矢印下矢印下矢印下矢印下矢印
 
 
 

後にジョーカーとなる、主人公アーサーは、貧民街で母親と二人で貧しく暮らしています。
また、彼は突然笑い出してしまう持病を抱えているのですが。。。
 
 
-幼少期に虐待を繰り返してきた親
-貧困層への福祉をストップする役所
-持病を馬鹿にしてくる人気番組の司会者

これでもかという位、社会から虐げられるアーサーの描写が続きます。
何度も途中で観るのを止めたくなるくらいのシーンでした・・・

そして遂に、電車内でリンチしようとしてきたサラリーマン3人組を、怒りのあまり殺害してしまうのですが。。。
 
被害者が実はエリート企業の勝ち組社員だったことが判明し、、、
 
アーサーは同じような貧民たちから英雄視され、社会への復讐者破壊者として狂っていくのです滝汗
 
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ここまで来て分かるように、この話、いわゆる失うものが何もない「無敵の人」の怒りが爆発して暴走する話なんですね。。。

敢えて具体的な事件名は出しませんが、近頃、無敵の人が引き起こす事件が起きてるじゃないですか。。。
 
 
 
そんなご時世だからこそ、今回の映画は流行ったような気がします
 
人気司会者を殺害する時、アーサー(ジョーカー)の台詞
 
「僕が舗道で死んでいても踏みつけるだろう?」
 
世間から追悼されるエリートサラリーマンに対しての怒りの台詞ですが...
 
 
今、実際に社会で同じような境遇の人間が事件を起こしていることも鑑みると
 
「自分達がそういう人達を少しでも気にかけることができたら、事件は防げたかもしれないのではないか?」
 
そんな罪悪感を感じずにはいられませんでしたね
 
 
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周りの苦しんでいる人々に関心を向けよう
・・・そんな「教訓譚」として観劇する分には素晴らしい映画ですが、その一方で
 
この映画を観てスカッとした」と、ジョーカーの行動そのものに共感してしまう人も多いらしく。。。

観る側がある程度心構えを気を付けなければならない作品だとも感じました。