Excelマクロと重複インストール | フリーエンジニアを辞めました

Excelマクロと重複インストール

ちょっと前まで、常駐先のお客さんから頼まれて、ちょっとしたExcelマクロを作っていました。私は物臭なので、ちょっとでもExcelの操作が繰り返すと思ったら、常日頃からExcelマクロでちょっとしたツールを作ってました。ですからExcelマクロを作るのは、問題なく出来ました。


粛々とマクロを作って、お客さんに渡しました。お客さんが数人のユーザさんに配ったところ、あるユーザさんからマクロエラーになるといわれました。同じマクロを使って、エラーになったのは一人だけです。


そのユーザさんはExcel2000を使っていました。エラーになったり、ならなかったりするのは、バージョンの違いが原因かも知れません。私がお客さんから拝借しているパソコンのExcelは2003。Excel2000で動作確認をしたくても出来ません。周りにExcel2000がインストールされているパソコンもないし、あったとしても誰かが使っているのなら、動作確認のために借りることは難しいでしょう。


そのことをお客さんに言うと「Excel2000を君のパソコンにインストールすればええねん。」と言われました。どういうことかというと、マイクロソフトのボリュームライセンスの仕様許諾条件の下では、異なるバージョンのExcelを1台のパソコンにインストールすることが出来るのです。ただし制約があります。複数のバージョンのExcelを同時に起動することは出来ません。


1本のライセンスで1台のパソコンに異なるバージョンのソフトをインストールできる得点があるって、以前に聞いたことがありました。そのときは「ふ~ん。そんな得点があれば便利そうだやけど、どんなケースで使うのか良く分からんなあ。」と思いました。今回、異なるバージョンでマクロの動作確認をするのに重宝することが分かりました。


なお、ボリュームライセンスは、ユーザによって使用許諾条件が異なる場合があります。また使用許諾条件が見直される場合もあります。異なるバージョンのソフトウェアを重複インストールする場合は、最新の使用許諾条件を確認してからにしましょう。


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