持ち株が上場廃止!? | フリーエンジニアを辞めました

持ち株が上場廃止!?

私は毎朝ラジオを聴きながら出かける準備をしています。ラジオはFM802です。


今朝は厚い雲が垂れ込める暗鬱とした空模様でした。くもり

ラジオからニュースが流れてきました。兼松(東証一部上場の商社)の子会社が「循環取引」をしていると報じていました。取引額は年200億円だとも報じてました。


兼松のニュースになぜ私が反応したかというと、兼松の株を持っているからです。5,6年以上前に160円で1000株ほど購入しました。「循環取引」といえば東証二部を上場廃止になったIXIを連想させます。すわ、兼松も上場廃止か!?ガーンって感じです叫び


詳細な情報が全く不明だけど、兼松は前からあまり魅力がなくなったと思っていたので、これを機会に売り払うことにしました。出かける前に、ネットで売り注文をだしてから会社に行きました。


やや狼狽気味に売り注文を出したけれど、よく考えると子会社の取引やし、もしかすると兼松本体の経営にはあまり影響ないかもしれないなと思い始めました。


昼休みに携帯で証券会社のサイトを見ると、兼松の株価を見ると約10%も値下がりしています。ダウン

注文状況を見ると、なんと注文が失効しています。なんで失効したのかは分かりませんが、売り払うことに迷いがあったので、失効したのを機に、しばらく持ち続けて様子を見ることにしました。


家に帰ってから兼松のWEBサイトを見ると「本日の当社子会社石油取引に関する報道について」というプレスリリースが掲載されていました。ぱっと見、良く分かりにくい文章でしたが「会計上の処理に問題はないと考えております」という一文がありました。もしかしたら、売り注文が失効したのはむしろラッキーだったかも知れない。


ちなみに経済学の世界では、今回のように投資先が事故や事件を起こして株価が変動するリスクを「非システマチック・リスク」と呼びます。これに対して、市場全体の値動きにあわせて株価が変動するリスクを「システマチック・リスク」と呼びます。


投資先を集中することは、「非システマチック・リスク」を引き受けることを意味します。お月様


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